2012年08月14日

年収200万円時代の女性の生き方〜ひとりを意識し、ひとりの覚悟を持つこと(エッセイスト・松原惇子さん)

最近、私のまわりでも、結婚をしない女性が増えてきました。
特別なことという感じでも無いので、誰もそのことをいちいち話題に取り上げたりしません。

結婚をしない男性も珍しくありません。
それを本人が自虐的にネタにしない限り、誰もいちいち話題に取り上げたりしません。

ただし一般的には、女性と男性では「年収」に大きな違いがあります。
地方は特に、非正規雇用が多いですから尚更です。

エッセイストの松原惇子さんが、年収200万円時代の女性の生き方について考察されています。

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(ポタージュの箱を使った模型 by パッケージクラフト展)

【松原惇子さんとは?】

●松原惇子 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%8E%9F%E6%83%87%E5%AD%90

松原 惇子(まつばら じゅんこ、1947年4月22日 - )は、エッセイスト、評論家。
結婚に失敗して、職業を転々とし、38歳のとき、自分の体験を通して独身者の気持ちを書いた『女が家を買うとき』で執筆活動に入る。
『クロワッサン症候群』では、雑誌「クロワッサン」が提唱した、独身の流行に踊らされて後悔した女たちを論じてベストセラーとなった。
その後も、自身の加齢とともに、それに応じたシングル女性の生き方を問う本を、多数、刊行し続けている。
著作活動だけでなく、シングル女性の今と老後を応援する団体、NPO法人「SSSネットワーク」をたちあげ、活動に力を注いでいる。

●松原惇子さんのホームページ
http://www.ma-ju.com/

●SSSネットワーク
http://www.sss-network.jp/

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【ひとりを意識し、ひとりの覚悟を持つこと】

松原惇子さんの考える「年収200万円時代」の生き方とは何か?
それは、「ひとりを意識し、ひとりの覚悟を持つこと」でした。

・人に幸せを期待しているから不安になります。
人を当てにせず、ひとりを意識して暮らすと不安は消えるそうです。

・給料ダウン、ボーナスカット、時給ダウン、転職先なし。
これが今の日本の普通です。
たとえ年収が200万円以下になっても、お金をいただけるのはありがたいことです。
その感謝できる心が、自分を豊かにします。

・豊かな人生の鍵は、孤独とどう向き合うか。
孤独と仲良しになれば、ほとんどの問題は解決されるそうです。

・お金のないときこそ、眠っている創造力を揺り起こす力が出ます。
ハングリー精神が目覚め、自分は何になりたいか、真剣に考えるチャンスでもあります。

・会社でリストラの宣告を受けているのは、中年男性ではなく、実は中年独身女性です。
騒いだり声をあげたりせず、静かに会社を去るから、あまり大きく取り上げられることがありません。

・シングルの女性は老後の備え(安心代)として、住む場所と現金2000万円が必要と考えています。
しかし実際は、その現金2000万円に手をつけず、残して亡くなる人が多いそうです。
ちなみに、この社会で人が一人死ぬと、葬儀をしなくても50万円は費用としてかかるそうです。

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※※※

冒頭で、女性と男性では「年収」に大きな違いがあると書きました。
しかし今は、男性も収入が激減しており、年収200万円以下の人も大勢います。
当然、結婚を考えない人も増えています。
もう、珍しい事ではありません。

また、年収の理由だけではなく、生き方として独身を選択する人もいます(積極的な選択か、不安やリスクによるものかは別として)。

どのような理由にせよ、「ひとりを意識し、ひとりの覚悟を持つこと」が大切なのです。
これは女性だけではなく、男性にも言えることです。

私自身どうかと言えば、正直なところ、今は何も意識していません。
ひとりで生きる強い覚悟なんてありません。
ただ、母親がいなくなって、本当に一人になった時にどうなるか・・・。
私が強い覚悟を強いられるのは、その時でしょうね。多分。

せっかくの盆休みですから、いろいろとこれからについて考えたいと思います。

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Posted by kanzaki at 2012年08月14日 22:54