2016年05月15日

現美新幹線に乗ってJR越後湯沢駅へ行き、「中野屋 湯沢本店」で「へぎそば」を食べました

現美新幹線(http://www.jreast.co.jp/genbi/)に乗って1時間弱。
座席がグリーン車仕様なので、快適でした(詳細はまた後日)。
着いた場所は、JR越後湯沢駅。
案内所で紹介してもらった蕎麦屋「 湯沢本店」へ行きました。
昭和45年(1970年)からやっている人気店です。


●-旨いそばどっとこむ- 石臼挽へぎそば 中野屋 〜そばうどんの専門店|新潟県南魚沼
http://www.umaisoba.com/

●中野屋 湯沢本店 (なかのや) - 越後湯沢_そば [食べログ]
http://tabelog.com/niigata/A1504/A150404/15000123/


駅の目の前なのでありがたいです。
他の人気店へ行こうとすると、ちょっと遠いです。
駅前にほとんど人はいないのに、この蕎麦屋は有名な店なので、ここだけ行列ができていました。



【「へぎそば」とは?】


県外の人が食べたい新潟の料理で、「へぎそば」が一番らしい。


「へぎ(片木)」と呼ばれる四角い器に盛られた蕎麦です。
一口分ずつ丸めて盛りつけてあります。


こしが強く、ツルッとしたのどごしの良さが自慢です。
蕎麦は、魚沼地方の名物とされる「布海苔(ふのり)」をつなぎに使っています。


蕎麦のつなぎに使っている布海苔という海藻は、着物製造に使われる材料です。
織物産地ならではの発想から、蕎麦のつなぎに使われるようになりました。


中野屋は、石臼でひいた蕎麦粉を使っているのも特徴です。



【へぎそばには、山菜天ぷらがオススメ】


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(手前の蕎麦が、ちゃんと丸められておらず雑なのが残念)


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こちらの店では、「へぎそば」は2人前(1,460円)からしか注文できません。
へぎそばと、山菜天ぷら(800円)を注文しました。


へぎそば、のどごしのツルッとしたところがいいですねえ。
東京の蕎麦は粉っぽく、のどを通る際のざらつきの感覚があります。
それもまた良いのですが、私はこちらの水々しいのどごしの方が好きです。


蕎麦自体は、かなり腰が強いヘビー級です。
さらに、一本一本がものすごく長いです。
せっかく、一口大にまるめて盛ってあるのに、それを箸でばらして持ち上げると、大変なことになります。


こちらのお店の割り箸は、長さがとても短く安ものなので、腰の強い蕎麦を持ち上げるのには、ちょっと貧弱で合わないような気がします。
せっかくの名店なのに・・・。


天ぷらは、普通の天ぷら盛り合わせ(800円)より、山菜の天ぷら盛り合わせ(800円)がオススメです。
エビやかぼちゃ、茄子などの天ぷら盛り合わせはどこでもあります。
しかし、山菜はそうはいかない。
こちらの山菜は、程よい苦味と、噛んだ際にパラパラとはじけていく食感が最高です。
このパラパラになるように揚げた感じは、そうそうお目にかかれません。
天つゆと大根おろしが用意されましたが、塩で食べるほうが、パラパラ食感を味わえて好みです。
一緒に盛ってあった舞茸の天ぷらは、反対にしっとり肉厚な味わいでした。



混んでいたので、□の形のカウンター席に案内されました。
このカウンター席のテーブルは、奥行きがまったくありません。
へぎそばの容器をぎりぎり置ける程度。
天ぷらを置く場所が無かったので、一段高くなっている調味料などが置かれた場所に置きました。
設計ミスじゃないかと思うほどの狭さです。
カウンター席は、普通のどこにでもある容器に盛られた蕎麦やうどんをチャッチャと食べる席なのかもしれませんね。



現美新幹線のことは、また後日・・・。


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Posted by kanzaki at 2016年05月15日 20:33