2016年06月25日

東大首席卒業の山口真由さんによる「日本一短い勉強法」【1】〜東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法

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●東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法 _ 山口真由 _ 本 _ Amazon.co.jp
https://www.amazon.co.jp/dp/4569819303/


山口真由さんは、東京大学法学部を首席で卒業後、財務省入省。
現在は大手弁護士事務所にて企業法務に従事しています。


●山口真由 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%9C%9F%E7%94%B1

山口 真由(やまぐち まゆ、1983年7月6日- )は、日本の弁護士、タレント、元財務官僚。
『東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』などがヒット。


●東大首席!最強のエリート美女”美人弁護士の山口真由さん” - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2141130080440941401


●山口真由オフィシャルブログ
http://www.mayuyamaguchi.com/


・記憶に関する限り、頭のよしあしはあまり関係ない。
正しい方法を知っているかどうかの差。


・頑張って一度に覚えるより、楽な気持ちで何度も繰り返すほうが記憶に残る。
短時間の覚える作業を日を置いて数回繰り返す。
覚える情報を何らかの個人的な体験と結びつけて覚えやすくする。


※※※


【1:すらすら頭に入る「7回読み勉強法」】


(1)毎回同じように読むことで記憶が定着:

・しっかり記憶させるために必要な回数は、最低7回。

・繰り返し読むコツは、「同じように読むこと」。読み方を一定に保つ。繰り返しのハードルが下がる。

・最初の数回は流し読み。メモやマーカーは不要。



(2)読む順位は、読む→聞く→話す→書く:

・ものを覚える作業は、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの作業。
読むのは作業スピードが速いが、書くのは格段に遅い。


・丸暗記には」「話す」「書く」が欠かせないが、大半の仕事においては丸暗記は不要。
テキストや資料などを参照しながら仕事を進めているから。
こうした記憶でよければ、勉強は「読む」でほぼ事足りる。
一つの事柄につき、最低7回読むことを目標にすればいい。


・最近のスピーチやプレゼンでは、原稿を見ないで説明するのが主流。
この場合、「話す」を繰り返すことで覚えられる。
7回以上、原稿を読んだあとは、話す内容のポイントだけを箇条書きにしたメモだけ用意して本番に臨めば、大抵は失敗しない。



(3)「記憶のゆがみ」をなくすメンテナンス法:

・いったん覚えても、放置していれば記憶は薄れる。
必要な時に思い出せるようにメンテナンスが必要。


・そのために、もう一度読み返すに尽きる。
7回読んで覚えたことでも、8回目、9回目と読んでいく。


・注意点は、ところどころを丁寧に読むこと。
人の記憶は、時間の経過の中でゆがんでしまうことがある(山口氏いわく「記憶のバグ」)。
例えば、「大下さん→大島さん」「1945年→1954年」など思い込みで間違って記憶している。
そうした記憶のバグを早期に見つけて、正しく覚え直すことが大切。


・「聞く」ではなく「読む」という作業のデメリットもある。
例えば、「金城さん」を「かねしろさん」ではなく、「きんじょうさん」と間違って覚えてしまうなど、読み方でつまづく可能性がある。
これを防ぐために、書類やテキスト上の重要な固有名詞や事実関係にあらかじめマーカーを引いておき、その部分だけ各5秒かけて「読み方」をチェックするなど確認することが効果的。


【続く】


●次回の記事:東大を首席で卒業した山口真由さんによる「日本一短い勉強法」【2】〜誰でもできるストーリー式記憶法
http://kanzaki.sub.jp/archives/003630.html

Posted by kanzaki at 2016年06月25日 12:08