2016年09月29日

天職とは?〜独自解釈で有名な新明解国語辞典では「その人が満足して従事している職業」と定義。天性や能力ではなく、心のもちようが大切/新潟米コシヒカリ×NGT48スペシャルムービー続編公開


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【天職とは?】


「天職」という言葉の意味は、辞書によって異なります。


●新明解国語辞典:
「(天から授けられた仕事の意)その人が満足して従事している職業」


●大辞林:
「(天から与えられた職務の意)その人の性質・能力にふさわしい職業」


●広辞苑:
「その人の天性に最も合った職業」


多くの辞書が「天性や能力に合致した職業」と定義しています。
そんな中、新明解国語辞典だけは、「満足して従事している職業」としています。
この差は、小さいようで大きい。


天性や能力に合致しているかどうかは、その職業に満足して従事するための一条件ではあっても、必要十分ではありません。
天性や能力がなくても、人は心のもちようによっては満足して働くことができるからです。


新明解国語辞典の解釈に立てば、私たちはどのような仕事であれ天職と自覚してこころよく働くことが可能になるのです。


あなたなら、どちらの定義に軍配をあげますか?


ちなみに、新明解国語辞典での「愛」の定義はこうなります。


「個人の立場や利害にとらわれず、広く身のまわりのものすべての存在価値を認め、最大限に尊重して行きたいと願う、人間本来の暖かな心情」


(本田コンサルタント代表の解説)


●【ネットで話題】笑える!新明解国語辞典の解説はエンタメ★ - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2136924556300468901

三省堂が発行する国語辞典の一つ。版元による正式な略称は「新明国(しんめいこく)」だが、ファンには「新解(しんかい)さん」の愛称で親しまれている。 項目数は77,500(第7版)。 語釈や用例に独特の表現を用いており、ファンが多い。 主幹の山田忠雄の個性が色濃く反映されている。 1996年、赤瀬川原平著『新解さんの謎』でその個性が取り上げられベストセラーになった。


※※※


辞書というと、公平感・客観視というイメージです。
そんななか「新明解国語辞典」は、主観が入りすぎて面白いです。


今回の「天職」の定義は、温かい涙がでてくる救いのある言葉ですね。

Posted by kanzaki at 2016年09月29日 20:44