2016年10月13日

朝ドラ「あさが来た」で使われた「ファーストペンギン」とは?〜群れの中から一番最初に海へ飛び込む勇敢な者

1stpenguin.JPG
(日本画家・近藤幸夫先生の作品。
ガンジス川を金箔で表現しているので、フラッシュを炊いて輝かせました。
日本画はある意味立体造形なので、こういう写真表現ができます)


「ファーストペンギン」とは、集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。


転じて、その“勇敢なペンギン”のように、リスクを恐れず初めてのことに挑戦するベンチャー精神の持ち主を、米国では敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼びます。


日本でも、NHKの朝の連続ドラマ「あさが来た」でそのエピソードが紹介され、広く一般に知られるようになりました。


「ペンギンは、鳥やけども、空は飛べない。
しかし、大きな海を、素早く泳ぐことができる。
そやけど、海の中は、危険がいっぱいや。
どんな敵や、困難が待ち受けてるかも分からへん。
そんな時に、海に、群れの中から一番先に飛び込む、勇気あるペンギンのことを『ファースト・ペンギン』というんです」
(参照:NHK連続テレビ小説「あさが来た」)


●「ファーストペンギン」とは? - 『日本の人事部』
https://jinjibu.jp/keyword/detl/773/


※※※


【初日】


何かやると、必ず「初日」があります。
この直前までが一番怖いかも。


嫌な妄想がどんどん膨らみます。
足がビクつきます。
けれど、容赦なしに始まってしまいます。


始まってしまうと、問題がどんどん出てくるから、それをやっつけるため、とどまっている場合ではありません。
否が応でも、行動する必要があります。


だから、行動する迄の「初日」までが怖い。
ビクついて待っているか、入念な準備をして度胸をつけておくか。


たとえ、誰かが過去にやったことであろうと、本人にとっては「初日」を迎えるのは特別なことです。
新しい経験を得るのですもの。


人生は「初日」の連続。
どうせその幕があがるならば、自らの手であげてみたいものです。

Posted by kanzaki at 2016年10月13日 23:46