2017年05月23日

短編映画「にしかん」が、アメリカの広告賞「ニューヨークフェスティバル」にて広告賞2部門を受賞〜新潟市西蒲区PR短編映画。ヒロインはインスタグラムが大人気のモデルるうこ

新潟県新潟市の「西蒲区(にしかんく)」をPRする短編映画「にしかん」。


5月18日、この作品が、世界規模の広告賞「ニューヨークフェスティバル(米国)」にて、学生部門の撮影技術賞と監督賞で2位にあたる「セカンドプライズ」に輝きました。


nishikan01.JPG


●西蒲映画 THE NISHIKAN MOVIE
https://www.nishikan.info/



【短篇映画 にしかん】-日本語版-(約48分)


暴走族のアフロの総長と、故郷から東京へ逃げた娘、彩香。
別々の場所でそれぞれの人生を歩んできた2人は、偶然にも同じ葛藤を抱えていたー
武蔵野美術大学と新潟市西蒲区役所がタッグを組んで制作するショートムービー!
新潟と東京を舞台に繰り広げる青春群像。笑って泣ける短篇娯楽作品!



新潟市西蒲区と、武蔵野美術大学(東京)の学生が協力して撮影された作品。
2016年12月、ユーチューブやフェイスブックで公開。
英語版の再生回数が、現在38万回以上になるなど海外での反響が、受賞につながりました。
ニューヨークフェスティバルの学生部門にて、最終選考に残ったのは、日本からはこの作品のみ。


この映画でやはり目を引くのが、ヒロイン役の「るうこ」さん。
人気モデルさんです。
インスタグラムは、約16万人がフォローしています。
1992年1月18日生まれだから25歳。
ネイチャーラボ モイスト・ダイアンのCM「恋せよダイアンガールズ」篇に出演していました。
日本生まれの日本育ちの中国人で、高校4年間は中国にいました。
中国語もしゃべることができるので、今後の活躍が楽しみです。


●人気モデル・るうこ、女優初挑戦!区役所×美大生製作の映画『にしかん』 _ cinemacafe.net
http://www.cinemacafe.net/article/2016/12/18/45759.html

●るうこのInstagram
https://www.instagram.com/rororuko/



hataori channel vol.01 [about RUKO (るうこ)] 着物でインタビュー(動画)



先日、PR動画の第二弾「ハモニカ太陽 夫婦桜の木の下で」が公開されました。



ハモニカ太陽 夫婦桜の木の下で(約10分)

これは、「にしかん」のスピンオフ作品。
春夏秋冬の4編に分けて、季節ごとに舞台を変えて撮影を行い、順次公開していきます。



来年公開の原田泰造三さん主演映画「ミッドナイト・バス」は、主に新潟市で撮影されました。
「きたかん」は新潟市西蒲区が舞台。
新潟では、合併前の「巻(まき)」という地域名の方が、よく使われています。
新潟市内の行政区で一番広く、新潟市の面積の約4分の1あります。


首都圏の人がイメージする新潟というと、「豪雪」と「田んぼ」だと思います。
今回の映画は、その「田んぼ」のイメージそのまんまです。
なにせ、西蒲区のほぼ半分が水田ですから。


なんにもないようだけれど、東京の美大生が携わると、こんなにも綺麗に表現できるのですね。
キャラクタも、はっきりしていてわかりやすい。


景色の美しい映像だけではなく、ヒロインがご飯を食べて泣くシーンとか、父親がおにぎりを作っている背中とか、印象的なものも多かったです。


アメリカの人から観ても、印象的な映像に感じられたんじゃないかなあ。
日本・・・というか新潟・・・といか農家の事情とか、そういった込み入った事はわからないと思う。
映像だけ観たら、日本と中国の区別がつかないアメリカ人も多いかもしれません。


けれど、それは我々日本人が、海外の映画(特にアジアとか)を観た時に、その地域独特の文化や諸事情を知らないのと同じだと思う。
それでもなお、心に引っかかるものがあったのなら、大成功ですよ。

Posted by kanzaki at 2017年05月23日 22:22