上記のコラムでハッと思ったのは、やはり冷蔵庫の存在です。
確かに、冷蔵庫はいまだに「一家に一台」というところが多いですよね。
単に、食料をホザ音しておくだけではありません。
冷蔵庫の扉には、色んなものが掲示されています。
我が家だと、ゴミの収集カレンダー等が磁石マットで貼られています。
電話は、「一家に一台」から「一人に一台」になりました。
携帯電話・スマホの普及は早かったですね。
テレビも、「一家に一台」から「一部屋に一台」になりました。
大昔は、サザエさんの居間みたいなところに、テレビが一台だけ鎮座していました。
クルマだって、地方だったら「一家に一台」ではなく「一人に一台」です。
都会では、マイカーの所有率は減っているかもしれませんが、新潟のようなマイカー社会では、個人個人に必要です。
私のようにマイカーを所有しないケースは、無くても生活が出来るレアな環境にいるからです(そもそも運転が苦手です)。
※
冷蔵庫は、電話やテレビ並みに使用頻度が高いですが(というか、常に稼働していますが)、一人一台とか、一部屋に一台というのはあまり聞きません。
生きるのにもっとも必要なものと言えるのに、予備の貯蔵庫を持つという概念はありません。
その代わり、24時間いつでも買えるコンビニが普及しました。
24時間経営のドラッグストアやスーパーなんてものまであります。
パソコンやスマホのデータが、端末ではなくクラウド上に保存されるようになって久しいです。
データ消失のリスク軽減になるのがメリットです。
(もちろん、デメリットもありますが)
食料品は、冷蔵庫一個で保存しているように見えて、実はクラウドみたいに、色んなところ(お店)で保存していると考えることもできます。
必要な時に必要な分だけ、お金を対価として引き出している感じ。
この方が、「保存する」という手間も無いし、賞味期限も心配いりません。
同じ場所に大量に抱え込むより、生命の維持という観点でも、点在していたほうが良いのかなと。
クラウドにあたるものが、24時間営業のコンビニとかになるのではないでしょうか。
そういう考えで見れば、今だに一家に一台という理由も説明がつくのではないでしょうか。
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