2018年09月12日

不安を解決してもすぐまた不安になるのはなぜか?〜それは「完璧主義」だから。完璧ではない自分を許そうと考えてみよう

sibetetu01.JPG
(ロシアにて)


・不安を解決してもすぐまた不安になるのはなぜか?


・いつも不安になるのは「完璧主義」だから。


・不安の背景にあるのは「うまくやりたい」という向上心。
向上心には連続性があり、もっと先へ進みたいと思っている。
そして、不安にも連続性があり、先へ進もうと思うほど、その先への不安も強くなる。


・心理学では、不安を悪いこととは考えていない。
不安を持つことは、願望を持っているというポジティブな一面の証拠だから。


・だから、「不安はそのままにして、なすべきことをする」
不安の背景にある願望に沿って行動する。
願望・・・つまり目的のためと切り替える。


・完璧ではない自分を許そうと考える。
つまり、「受け入れる」。


・不安が必ず現実になるとは限らない。
願望も必ず現実になるとは限らない。
ならば、不安より、願望に従ったほうがいい。
そんな、部分否定的な気持ちで受け入れる。
完璧ではない自分を許してみよう。


(精神科医・勝 久寿さんの解説要約)



完璧主義は疲れるから長続きしません。
100点がだめなら0点で良いと、放り投げてしまう可能性があります。
とにかく極端。


また、取り組んでいる最中も、完璧を求めすぎて、精神的にイライラしています。


困ったことに、他人にも完璧を求めてしまうので、相手も疲れてしまい距離を置きたくなります。


あんまり良いものではないようです。


自分を受け入れるというのは、結構おそろしい。
それこそ不安。
しかし、それでは一向に解決しないので、私自身もスロースタートでやってみようと思います。

Posted by kanzaki at 2018年09月12日 22:51