2018年10月13日

「こんやのほんや」〜新潟市秋葉区に10年ぶりにオープンした新刊書店。金曜・土曜の夜だけ営業しています

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・新潟市秋葉区に、新刊書店が復活しました。同区の中心市街地に新刊書店ができるのは約10年ぶりです。


・名前は、「英進堂」が運営する「こんやのほんや」。約5坪。営業は金、土曜の午後8時〜10時。


・場所は、新潟県新潟市秋葉区新津本町3丁目・新津二福商店街



本屋さんが別途、夜だけ運営する本屋をあらたにオープンしたのですね。


今の時代、地方で本屋を商いするのは大変です。
私の母が本屋の店長をやっていましたから、その大変さは分かります。
日本の出版流通は独特で、個人が商いとしてやっていくのは、おそろしくハードルが高いです。
よしんば、ちょっと本が売れても、万引きが数件あるだけで儲けなんてすぐふっとびます。
個人が喫茶店・蕎麦屋をやるよりもっと難しい。


オープンした本屋さんは、独特な営業形態です。
金曜・土曜の夜だけの運営。
ヘビーな本好きが集うには面白そうなお店です。
本屋版のセレクトショップ的な感じ?
ごく普通のお客様が立ち寄るのは、ちょっと勇気が必要なのかな。



日本画の彩色は、「岩絵の具」というものを使います。
京都のとある老舗で買う場合、店頭に岩絵の具は置いてありません。


店の人に、こういう色がほしいと伝えると、奥から持ってきてくれます。
気に入ったら量り売り方式で買います。


今回の本屋は、そういった感じに成長するのかなあと想像しています。
お客様と店主が会話する中で、その人に合った本を提供するという感じ。


アマゾンのレビューを読んでネット通販&電子書籍を買うのも良いですが、実店舗で買うというのもまた良いものです。

Posted by kanzaki at 2018年10月13日 19:19