2018年12月01日

長崎ちゃんぽん(新潟市万代・ラーメン二郎新潟店の隣り)〜レインボータワーと同じぐらい昔からある、長崎ちゃんぽんのお店

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(長崎ちゃんぽん)


●長崎ちゃんぽん - 新潟_ちゃんぽん [食べログ]
https://tabelog.com/niigata/A1501/A150101/15002158/

住所:新潟県新潟市中央区万代5-2-7(ラーメン二郎新潟店の隣り)


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1976年からやっているお店。
近所に住んでいたので、いまだにあることに感激します。
(レインボータワーが建ったのが1973年ですから、ほとんど変わらない)


昔、長崎〜新潟は、漁業関係の人たちでつながっていました(かくいう私の父も、長崎から新潟へやってきた漁師です)。
だから大昔より、漁港から近いこの場所で、長崎ちゃんぽんのお店をやっているのかもしれませんね。
本場の長崎ちゃんぽんの味とは違うと思います。
遠く離れた新潟の風土に合わせて変化したもの。
この近辺のラーメンは元来、あっさり醤油ラーメンなど、シンプルで優しい味が好まれる街です。


おじいちゃん、おばあちゃん二人が、一生懸命料理している姿をカウンター越しに見ているだけで、心が優しくなれる。
料理は、中国(?)の女の子が運んできます。


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(皿うどん)


友達と食べに行ったら、「『孤独のグルメ』に登場しそうな店だね」と言ってました。
「食べログ」にある店内の写真を見てのとおり、狭くて細長い店内(でも清潔感がある)。
平成生まれには、昔ながらの感じがかえって新鮮かも。
(私が店を出た後、大学生6名が、ラーメン二郎をスルーして入店していました)


それなりにボリュームがあるのですが、長崎ちゃんぽん(780円)、皿うどん(830円)ともに、100円追加で大盛りになります。
これが、ものすごい大盛りとなっており、食器も別物の巨大なものを使用。
この年齢なると、絶対に食べきれないレベルになります。
大盛りというより、2人前という感じ。


野菜が豊富なのが特徴。
スープはとてもあっさりしており、脂分を感じさせません。
薄味なので、胃もたれとか全く感じさせません。
麺はかなり太くて、かなり柔らかい。


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なんというか、本当に安心する・心休まるラーメンとなっています。
ガツンとした味を期待する人は、隣のラーメン二郎へ行くほうがいいかも。


このお店、なぜか舞台関係の人、音楽関係の人がよく寄っている印象。
長く、広く愛されているお店の証拠なのかもしれません。


夜、一人でこのお店に寄って黙々と食べるのが好き。
私は蕎麦派なので、ラーメンをあまり食べないのですが、ここだけは好き。
リンガーハットとか、他店と味の比較とかするようなお店ではありません。
ある意味、昔から慣れ親しんだ「記憶食」。

Posted by kanzaki at 2018年12月01日 22:10