詩人の文月悠光さんは、10歳の頃から日記を書き続けています。
人と話した後で
「うまく伝えられなかったな、こういう言い方をすればよかったかな」
と後悔することがあるそうです。
「その場で伝える」ためにも、自分の言葉を持つことの重要性を感じています。
日記をつけたり、メモをとったりするのはそのためです。
自分のためだけのアーカイブを残すことが、文月さんにとって何より大切なのです。
※※※
私も日記を書いています。
文章の中心は「感謝」です。
良い出来事の多くは、誰かしらのおかげで成り立っています。
その事を記すことで、感謝を心に刻んでいます。
それを続けていると、人に対して、感謝の言葉が自然と出るようになりました。
だから、文月悠光さんの考えがよく分かります。
こういうのは「幸せの連鎖」というのでしょうかね。
物事がうまく回っているように感じます。
大勢の人の前で話す際も、内容の軸は感謝です。
自分ひとりでは仕事でも何でも、成立しませんから。
そういう軸を持って話すと、伝えるべきことは同じであっても、受け取る側の印象は異なってくるように思います。
※
以前は「褒める」というのが、自分の言葉の軸だったように感じます。
けれどこれは、自分の方が目上な感じがしますよね。
感謝の場合、上下関係を抜きで伝えることができます。
(自分が下になることもありますが、それは良いと思っています)
※
世の中は複雑で、情報がたくさんありすぎます。
生きるのが大変な時代です。
シンプルに「感謝」を軸にして考えると、穏やかに生きやすいように思うこの頃です。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 |