次から次へと、「ダイエット」に関する本や方法が出てきますね。
私は大学時代から体重が殆ど変わらないので、あまり関心はありません。
しかしそんな私でも、「レコーディングダイエット」は知っています。
これは異色です。
毎日、自分が食べたものを記録するだけという方法です。
「目に見える」ようにすることで、食生活の改善につなげるのです。
まさに、ノート術そのものです。
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毎日毎食、ノートに記録するとあることに気づきます。
それは、痩せたいはずなのに、実は「太る努力」を怠らない日々だったということです。
●『あなたを天才にするスマートノート・電子版プラス』(岡田斗司夫 FREEex 著)より
「太っている」という状態は、絶対に「太り続けるような行動」を毎日取らないと維持できない。
軍隊や刑務所など「同じ行動と食事」を強要される場所で生活すると、みんな体型が似通ってくるのが証拠だ。
「太りやすい」「太りにくい」という体質差はあるかもしれないけど、そんな微妙な差よりもはるかに「行動による差」が大きい。
「太るような行動」を毎日、それも無意識にまで習慣化しているからこそ、人は太る。
だから「太っている」という状態から逃れるのは簡単だ。
まず自分がいかに「太り続ける行動」を毎日しているか、充分知るだけでいい。
カロリー制限なんて、まだ必要ない。
まず現実を、それも「自分自身が目をつぶろうとしている現実」を把握するのが一番なのだ。
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中途半端な決心で「食べるのを控えよう」とか考えても、それは無意識に「なんでこんな辛い目に」「早くダイエットやめて好きなもの食べたい」というマグマを溜めるだけだ。
メモをして、自分の行動を客観化することが、「やせる」という結果をもたらす。
「決意する」とか「頑張る」などという精神論は必要ない。
決心や決意だけでは人間は動けない。
「食べても、なんとなくうれしくない」という気持ちと、「やせはじめて、なんとなくうれしい」という利益。
この”気持ち”と”利益”のふたつがそろって、人間は行動できる。
行動して結果が出てはじめて、人間は決心できる。
だからこそ、カロリーなどの制限なしに普段どおり食べたいものを食べて、ただひたすら記録をつける「助走」期間が必要なのだ。
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日々、記録を取ることで気づくことはたくさんありますよね。
それをダイエットにつなげるというのが秀逸です。
私は、紙の手帳に記録し続けるのは苦手です。
しかし、Evernoteという電子ノートアプリを使うようになってからは、仕事以外の生活情報も記録しています。
例えば、寝る時間・起床時間・体重・体温・通院履歴・ネット通販購入履歴など、日々の行動です。
パソコン、スマホ、タブレット等、ネットにつながる機器があれば、どれでも入力できるから続けられています。
記録するだけでは駄目。
きちんと振り返る、見直すのが大切です。
それをすると、なんだかんだで人生、大きく横道にそれずに生きられると思っています。
行動を記録するということをちょっと試してみませんか?
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