2021年12月01日

病院で味わう「非日常」と「日常」

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病院で味わう「非日常」と「日常」

「非日常」


それは普段とは異なる人・場所・体験の中に自分を置くことだと思います。
昔なら、旅行とかイベントとか、そういうもので味わっていたような気がします。


年齢を重ねたせいか、コロナ禍のせいか、アクティブなことで休日を過ごすことは無くなりました。
また、面倒くさいとか、万が一のリスクとかを考えてしまい、思うように行動はできません。


最近、自分の中の「非日常」は「病院」です。


私が有給を使うのは、病院へ通うためです。
それらは平日の午前中に取得しています。
そして午後から出勤。
午前も、病院から自宅へ戻ったら、リモートで仕事しています。


平日の午前、職場とは違う場所。ましてや病院。
私が通う病院は町医者ではなく、巨大な総合病院なので、多くの人がいます。
そんな環境に身を置いて非日常感を味わっています。


待合室にあるテレビで、普段なら観ることは無いテレビ番組(NHKあさイチとか)が流れていると、それだけで新鮮。
そのあと、あーだこーだと診察・治療とか受けます。


病院ですから、自分がなにか主体的にやれるわけでは無いですから、それはそれで不安だったりします。
しかし、身をゆだねるしかありません。


仕事と違って、自分で考えないで言われるがまま時間が過ぎていくというのも、ある意味、非日常です。
そういうのって、学生以来なのかなあ。


やがて仕事を退職し、年金生活が訪れるわけです。
そういう生活は、今の自分からしてみれば、非日常の毎日です。
非日常は、普段の日常があって、たまにあるから良いのであって、毎日だと辛いものがあります。


どんな状態での生活になっても日々、なにかしら主体的なものを持ち、心の中に「日常」というものを保つように心がけたいものです。
Posted by kanzaki at 2021年12月01日 06:56