2022年01月23日

今やらなくてもいい先の課題をやるということは、自分で時間を操っていることになる

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●『会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン 【会社では教えてもらえないシリーズ】』(川野 泰周 著)より


先延ばし自体を悪いとは言いません。
しかし、ここでひとつお伝えしておきたいのが、「やらなくてはいけない仕事を終えないまま抱えている」という状態がストレスそのもの、ということ。


「締め切りは来週だから」とギリギリまでやらないでいると、その間ずっとその仕事のことが気になります。
つまり、それはストレスにさらされる時間を長くすることになるのです。


ストレスをためないために、仕事はあえて前倒しで進める習慣をつけましょう。
今日やれることは今日終わらせる。
残業になりそうな仕事があるのがわかっている日はちょっと早めに出社して、朝やってしまう。


仕事は先延ばしせず、嫌なことほど先んじて終わらせる習慣が身につけば、悩む時間も少なくなるでしょう。
単純ですが、実はそれが何よりのストレス管理なのです。


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「10分ルーティン、15分ルーティンで、「今やらなくてもいい仕事」をやる時間をつくる。


そうすると、いい形で視点も切り替わり、目の前の仕事の運びもよくなります。


今やらなくてもいい先の課題をやるということは、自分で時間を操っていることになります。
自分でコントロールできる感覚=「自己効力感」がアップし、自己肯定感も育まれていきます。


時間に追われる、操られることがストレスになる。
つまり、自分で時間を操れば疲れもたまらなくなるのです。


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「今やらなくてもいい先の課題をやるということは、自分で時間を操っていることになります。」


・・・これは良く分かりますね。
主体的にやっている感があると、なんだか満足感があります。


反対に、やらされている感があったり、今一つ感覚的に合わない人との仕事は、主体性が薄れて考えなくなってきます。


そういう時は、つい後回しにしてしまいがちです。
けれど、頭の片隅で常に気になって、なんとも嫌な感じになります。


理想ではありますが、主体性を持って何事も取り組みたいものです。
Posted by kanzaki at 2022年01月23日 07:04