2022年02月10日

本を読んだら、感想を書きましょう

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●『今日がもっと楽しくなる行動最適化大全 ベストタイムにベストルーティンで常に「最高の1日」を作り出す』(樺沢 紫苑 著)より


【「3つの気づき」「3つのTO DO」を書く】


本を読んだら、感想を書きましょう。


「感想を書こう」といっても、文章で読書感想をまとめるのは簡単ではありません。
そこで私はもっと簡単な読書アウトプット「3つの気づき」と「3つのTO DO」を書くことをお勧めしています。


・本を読んで「ハッとしたこと」「今まで知らなかったこと」「心を動かされたこと」などが気づき 


・「これ、実践しよう」「これ、今日から取り入れよう」というのがTO DO(すべきこと)


「3つの気づき」と「3つのTO DO」を各1行、計6行書きます。
5分もあればできるでしょう。


これも書けないという人は、「3つの名言」をピックアップします。
その本の中で、最も心に響いた一文(名言)。
それを3つ選んで書き写す。
これだと文章を書くのが苦手な人でもできるはずです。


本はただ読んだだけでは、簡単に忘れてしまいますが、書き出すことで、何ヶ月、あるいは何年もその本の内容をありありと覚えていられるようになるのです。

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「最初から「速読、多読」を目指すのではなく、まずは1冊、1冊をしっかり読んで、きちんと「3つの気づき」「3つのTO DO」「3つの名言」を書き出していきます。


さらに私は、人に説明できるくらい深く読む「深読」をお勧めしています。
「深読で月1冊読む」を目標にして、しっかり内容を把握することが重要です。


本を読み終わったら、本の内容を友人や家族に説明して教えてあげてください。
このときうまく説明できなければ、まだ本の内容が頭の中で整理されていません。


うまく整理されるようになったら次に感想文を書きましょう。
最初は数行からスタートして、徐々に長く書いていくうちに、読解力も文章力も成長していくはずです。
しっかりと内容を表現できるようになってはじめて、速く本を読む努力をすればいいのです。


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【コメント】


昔と違って、本の値段も高くなっていますよね。
1500円〜2000円ぐらい当たり前にします。
それを、さらっと目を通すだけで終わらせるのはもったいない話しです。


インプットしたらアウトプットをする。
それによって、読書の意味・効果が倍増します。


どれぐらいアウトプットするかは、その本の質によっても異なります。
平成になってから、いろんな新書が発刊されるようになりました。
広く浅く、部数少な目な感じです。


どんな本でも、何行かは目にとまる部分があるものです。
そうしたら、しめたものです。
それを書き留めておいて、できたら誰かに伝えてみる。


そうすると、その本と出会えてよかったと思えるものです。
Posted by kanzaki at 2022年02月10日 06:56