●『東大家庭教師が教える頭が良くなる記憶法 (中経出版)』(吉永 賢一 著)より
【復習するときは、まず白紙復元で思い出す】
勉強日記を書く際には、まずは、何も見ないで書いてみます。
私はこれを「白紙復元」と読んでいます。
キーワードを2つ、3つ書いていきます。
参考書や問題集のページ数や得点なども思い出して記録しましょう。
白紙復元で思い出せないものがあった場合には、時間割やスケジュール帳などを見てみます。
そうすると、その日の授業だったり、勉強した内容だったりが何となくよみがえってくるはずです。
それを日記に書きます。
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【直後の復習のタイミングは、10分〜1時間後】
では、一番最初に復習するのはいつがよいのでしょうか。
それは覚えた直後です。
じつは、人間の記憶は、まとまった情報を与えられたあと、少ししてからのほうが、記憶力が上がります。
これは、脳の中で情報整理が自動で行なわれるためです。
「1回目の復習」は、このちょっと上がった直後に行なうと効果的です。
具体的な時間でいえば、10分〜1時間後あたりになります。
直後にする復習の方法は、「白紙復元」です。
何も見ないで、覚えたことを口に出して言ってみたり、書いてみたりします。
覚えた直後は覚えたつもりになりがちです。
それが白紙復元で「あれ、全然思い出せない」という箇所に気づけます。
その結果、すぐに確認したり、つなげ直すことができるのです。
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【コメント】
仕事の中で「復習」といいますと、議事録かなと思います。
正式な会議だけではなく、打ち合わせ等も含まれます。
その場に参加した際、当然メモを書きます。
しかし、それだけを他人が見ても(自分が見ても!)訳が分からない状態です。
文章になっていない言葉の羅列だからです。
私はなるべく早めに、他人に見せる・見せないに限らず、その会議や打ち合わせの内容をまとめます。
正式な議事録の必要が無い場合は、iPad Proにアップルペンシルで手書きで書いていきます。
必ずしも時系列で書く必要はなく、まとめの構成はその時にあったものにします。
こういう「復習」をしておくことで、仕事のヌケモレを防いでいます。
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