2024年03月26日

会社で自分の意見、正論は言わない

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●『最強の仕事術: 残業ゼロで賢く働く 頑張らなくていい ように頑張る本 平凡なサラリーマンこそできる 実践セルフ働き方改革 働き方シリーズ』(葵 あすか 著)より


それどころか、評価は下がり、プロジェクトからは外され、仕事は異動になったりもしました。
そして、意見自体を言ってはいけないということに気づいたのが30歳手前です。
お恥ずかしながら、その年になるまで私は社会がどういうところであるかを理解できてなかったのです。


会社社会では決して自分の意見を言ってはいけません。


これは、私が会社員生活を続けていた行き着いたひとつの真実になります。
会社は社員の意見は求めていないのです。


特に、正論は絶対に言ってはいけません。
正論を言うと相手が不愉快になったり、怒り出したりすることがあります。


以前は、相手が怒り出したら、自分の正当性が正しいと思っていました。
しかし、仮にそうだったとしても自分が失うものの方がずっと大きいのです。
正論を言って損を被るのは自分です。
その覚悟がなければ、決して口に出してはいけません。


タイミングについて言えば、意見を言っていいのは意見を求められたときだけです。
それ以外には意見を言ってはいけません。
多くの場合、ロクな結果にはなりません。
これは身を持って経験済みです。


※※※※※


【コメント】


仕事を迅速に進めるために、自分から行動する方です。
しかし、相手から求められ無い限り、意見・考え・主張は言わないようにしています。
(相手の考えを尊重している)
ものすごく矛盾しているようにも思うのですが、実際そうしています。


立場が変われば、そういう姿勢を正さなければいけない時期もあるでしょう。
しかし、それは今ではありません。


正当性というものを現実社会であまり主張しないほうがいい。
そういう考えです。

Posted by kanzaki at 2024年03月26日 06:29