・監督:デビッド・リーチ
・出演:ライアン・ゴズリング、エミリー・ブラント
【あらすじ】
「ブレット・トレイン」「ワイルド・スピード スーパーコンボ」のデビッド・リーチ監督が、ライアン・ゴズリングとタッグを組んで描いた痛快アクション。
1980年代に放送されたテレビドラマ「俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ」を映画としてリメイクし、危険な陰謀に巻き込まれたスタントマンの戦いを、自身もスタントマン出身のリーチ監督がリアルかつ斬新なアクションで活写する。
大怪我を負い一線から退いていたスタントマンのコルトは、復帰作となるハリウッド映画の撮影現場で、監督を務める元恋人ジョディと再会する。
そんな中、長年にわたりコルトがスタントダブルを請け負ってきた因縁の主演俳優トム・ライダーが失踪。
ジョディとの復縁と一流スタントマンとしてのキャリア復活を狙うコルトはトムの行方を追うが、思わぬ事件に巻き込まれてしまう。
2024年製作/127分/G/アメリカ
原題:The Fall Guy
配給:東宝東和
劇場公開日:2024年8月16日
映画『フォールガイ』本予告<8月16日(金)全国公開!>
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【感想】
前3列以外、殆ど客席が埋まっていて驚きました。
ほぼ、高齢者。
昔のドラマ版のファンでしょうか。
ドラマ版も見た記憶がありませんし、映画の中で散りばめられている小ネタもよく分かりません。
人気俳優のトムは、トム・クルーズを茶化したのだけは分かりました(学習障害をネタにするのは、ちょっと酷いと思う)。
俳優陣も私には馴染みのない方達ばかり。
ストーリーよりアクション重視。
どこまでが本物のアクションで、どこからCGなのかは分かりませんが、昔はこういうアクションバリバリな作品って多かったですよね。
日曜洋画劇場でよくやってました。
ストーリーはあってないようなもの。
有名俳優が人を殺してしまったので、プロデューサーが主人公を陥れて犯人にでっち上げる。
主人公は、敵の攻撃を交わしながら、事の真相を追い求める。
ことの発端からラストに至るまで、どんどん話しが大きくなって大アクションのオンパレード。
アクションは、スタントマンだけではなく、爆発やらカメラワーク、小道具なんかでも盛り上げてくれます。
すごいアクションだらけですが、目新しいアクションは無かったかなと。
あまりシリアスにはならず、あくまでコメディタッチで展開。
肝心のストーリー展開は会話中心で進めており、正直、心には刺さらないです。
内容もセリフも平成どころか、昭和のような感じ。
本当に、日曜洋画劇場で観たアクション映画の現代版ですね。
単純にアクションを楽しめば良いのでしょうが、自分自身が年齢を重ねたせいか、そういう部分で心は盛り上がらないです。
そして、やはりどこかで「CGで補っているよね、これって多分」とうがった目で観てしまいます。
エンドロールの左半分が、ジャッキー・チェンの映画でよくあったメイキング映像なのは懐かしい感じで良かったです。
客席は満席でしたが、観終わって帰るお客さまは、いまひとつ盛り上がっていませんでした。
去年のトップガンは、観終わったあとの客席の高揚感がすごかったです。
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