●『30歳までに絶対身につけたいこと (ディスカヴァーebook選書)』(宮崎伸治 著)より
※カッとなったときは、要注意。
怒りが収まるまで、反応をしばらく保留しよう。
それが人間関係の悪化を防ぐ秘訣。
トーマス・ハリスは、人間の心には「ペアレント」「アダルト」「チャイルド」が潜んでいると説いています。
「ペアレント」とは、親が子供に接しているときの心的態度のことです。
親は自分の価値観に従って、子供を叱ったり、褒めたり、躾けたりします。そのときの心的態度を「ペアレント」というのです。
一方、「チャイルド」はその逆です。
子供の親に接するときの心的態度です。
子供は親に対して、甘えたり、泣きわめいたり、すねたりします。
そのときの心的態度が「チャイルド」なのです。
大人になっても、心の中には「ペアレント」も「チャイルド」も存在します。
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豊かな人間関係を築くには、「ペアレント」や「チャイルド」を表面化していいときといけないないときを知る必要があります。
「ペアレント」や「チャイルド」を表面化してはならないときをわきまえて、うまく行動を取らせるのが「アダルト」です。
往々にして、人間関係が壊れるのは、怒りに任せて、「チャイルド」や「ペアレント」を表面化させた結果です。
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カッとなったときは、冷静に物事を判断できる状態ではありませんから、往々にして後で後悔するようなことをしてしまいがちです。
人間関係を悪化させたくなければ、カッとなったときは、しばらく反応を控えること。
これは良好な人間関係を維持するための秘訣です。
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【コメント】
しばらく反応を控えること。
冷静な対応をするにはとても大切なことですね。
まあ、それがちゃんと出来れば何も問題ないのですが、なかなか・・・。
可能な場合、私はその場所から物理的に離れてしまいます。
トイレなりどこかへかけこむ。
一人冷静になり、感情をリセットする。
その場で感情をコントロールするのは難しいですが、このやり方なら、それなりに効果はありますよ。
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