●『35歳までにやっておくべき大切なこと (ディスカヴァーebook選書)』(宮崎伸治 著)より
ラッセルの幸福論を読んでいると次のようなことが書いてありました。
「苺が好きな人がいれば、嫌いな人もいる。
どちらがいいとか、どちらが優れているということはない。
しかし、苺が好きな人は、苺を食べることで、幸せを感じることができる分だけ、苺が嫌いな人よりも、幸せの種を一つ多く持っていることになる」
つまり、幸せの種をたくさん持っている人であればあるほど、それだけ幸せを感じる機会が多く持てるということです。
これは何も食べ物だけに限りません。
趣味を考えてみましょう。
映画が好きな人は、映画をまったく見ない人よりも、映画という楽しみの機会を持っていることになります。
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もっともっと人生を楽しみたいと思っているのであれば、「幸せの種」をたくさん作ることです。
「ああ、こんな楽しいものがあったのか。もっと早く知っていれば良かった」という「幸せの種」を見つけましょう。
そのためには、まだ自分がやったことのないものにどんどん挑戦してみることです。
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【コメント】
オッサンになっても、いろんなことに挑戦するのは良いことです。
どんどんやってみるべきでしょう。
しかし、思考と体力を若い頃と同じだと過信するのは、大怪我のもとです。
そういうストッパーは大切だと思います。
現実的には、「挑戦」よりも「気づき」の方を重視したいですね。
今まで意識してなかった身の回りの幸せを発見すること。
今の自分がこうして生きてこれたのは、自分の生活圏のおかげ。
人、モノその他、いろんな事が絡み合ってうまくやってこれたのです。
それを否定するより肯定する方が幸せになれると思う。
今まで否定してきたことを肯定することは、とても勇気のいる挑戦だと思いますよ。
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