●『図で考える人の図解表現の技術 (ディスカヴァーebook選書)』(久恒啓一 著)
最初に指摘したのは、「もっと分かりやすい言葉に置き換えたらどうか」ということでした。
原文に書いてあった言葉をそのまま使うのではなく、自分にとって理解しやすい言葉に言い換えていくのです。
そうすると、問題の本質がより見えてくるようになります。
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図解作業とは何かといいますと、相手の世界から自分の世界へ引き込む作業と言い換えてもよいと思います。
相手の土俵で戦っていたら負けてしまいます。
だから相手の土俵から自分の土俵に持ち込むことが必要なのです。
相手の思考に惑わされずに、自分の頭に引き戻す。それが図解の基本です。
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【コメント】
相手の言った言葉、提示してきた見積書、資料、書籍、データ等。
本書は、そういった相手から受け取った情報を理解するために、図で考えようという趣旨です。
●久恒啓一図解ウェブ
https://www.hisatune.net/
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相手から受け取った情報を「自分のものさしで再構築」してみることはとても有益です。
図で考えるというのは一般的ではないかもしれませんが。
私はわりかし、エクセルを使った一覧表にすることが多いですね。
特に、相手からたくさんの情報を受け取った場合、頭の中だけで理解しようとしてもパニックになるだけです。
(相手の意図はそれだし)
一覧表にすることで、それぞれを説明する各項目はどんなものがあるか分かります。
複数の情報を統一した各項目に沿って情報入力していくと、ヌケモレも気付くし、それぞれの関連性も理解しやすいです。
パニックになりそうになったら、相手の情報をエクセルで縦横の一覧表に整理してみましょう。
冷静になれます。
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