2024年12月07日
[ 生活('20〜) ]
坊主憎んで、袈裟は憎まず
●『生きるのがラクになる「心の洗い方」―――ゆっくり、じっくり――禅が教える「生活の知恵」 三笠書房』(枡野 俊明 著)
(坊主の)私がこんな例を引くのもおかしなものですが、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という諺があります。
事実、身勝手さや傲岸なところがあるにしても、それが相手の全人格ではないことに気づいてください。
そのうえで、違ったいいところがあるかもしれない、そこを見つけてみよう、という心で相手を見直してみる。
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「おっ、ここはけっこうイケてる！」というところが見つかったら、相手に対する見方は変わっていくと思いませんか？
坊主憎んで、袈裟は憎まず。
これが、複雑な人間関係の�犇飽姚瓩�もしれません。
ある一面を見て「その人の全人格」と決めつけないこと。
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【コメント】
全否定されるのは嫌なものですね。
相手の感情は制御のしようがありません。
せめて自分自身は、冷静になりましょう(そういう態度も、相手からは疎まれはしますが)。
職場や公共の場では、怒ったり感情をあらわにはしない方がなにかと良いものです。
しかし人間ですから、湧き上がる感情はどうしようもない。
そうなったら、怒りの表情を相手に向ける前に、速攻でトイレへ駆け込みましょう。
敵意を向ける失礼より、トイレへ行く失礼の方がマシですから。