●『自分を強くする動じない力―――面白いくらい実力を発揮していく7つの法則』(荒谷 卓 著)より
武士の心得や行動指針が記された『葉隠』という書には、
「大難大変に逢うても動転せぬといふは、まだしきなり。
大変に逢うては歓喜踊躍して勇み進むべきなり。
一関越えたる所なり」
という一節があります。
「大変困難な状況、緊張を強いられるような状況になったとき、気を動転させないというくらいでは、まだ未熟である。
困難な状況になったら、大いに喜び勇んで突き進むべきだ。
これは一つ高いレベルに到達した人の行ないだ」
という意味でしょう。」
何が起きてもそれを喜ぶような気持ちがあれば、つねに意識は目標に向かっているので、決してギブアップはしません。
また、ギブアップしないと覚悟を決めることで、結果として動揺からも遠ざかるのです。
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【コメント】
大きなこと、予想外なことが起きた時、それに果敢に立ち向かえる程の勇気はありません。
怖いですよ、正直。
それでも何とかやってはいます。
怖いですが。
確かに覚悟を持たないと、足元がふらついてあぶなっかしいものです。
覚悟できない理由は様々ですが、そこをこらえることこそ覚悟なのかもしれません。
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