2003年09月30日

昔の海外ドラマDVD化!

「ザ・ベスト・オブ・ナイトライダー KITT BOX」
 2枚組/全6話 英語/日本語モノラル 5,980円
「特攻野郎Aチーム ベスト・コレクション」
 2枚組/全6話 英語モノラル 5,980円

共に11月27日発売
発売ユニバーサルピクチャーズ (販売 ハピネットピクチャーズ)

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という訳で、 遂にDVDの登場です!
特攻野郎Aチーム、ナイトライダーなどは、私が幼少の頃、夢中になって見ていた海外のドラマです。
あの頃、海外ドラマが一大ブームを巻き起こしていました。
現在も、「ER」「ダークエンジェル」など、数々の話題作がオンエアしていますが、あの当時の熱狂振りは、こんなものじゃありませんでした。
みんなテレビの前でワクワクしていました。
みんなで集まれば、ナイトライダーごっこ、Aチームごっこを繰り広げていたものです。
今回、DVDが発売されるという事で、部屋の中で小躍りをしていたのですが、詳細を見てガッカリ。
なんと今回のDVDには、日本語吹き替えが入ってないのです。
海外の映画とかならば、「絶対に字幕でなきゃイヤ!吹き替えなんて糞」と思ったりするのですが、この当時の海外ドラマに関しては「絶対に吹き替えでなきゃイヤ!字幕なんてウンコ!」なのです。
あの頃の吹き替えの声優さん達は、羽佐間道夫さんをはじめ、とてもすごい実力の持ち主達でして、正に声だけで演技をする名優達なんです。
現在の声優さん達の声って、奇麗な声なんだろうけれど貧弱です。
ただ台本を読んでいるだけという感じです。
そして、この声を活かす台本の翻訳家達もまたすごい。
元になる英語をその独自の風味を加え、登場人物達の個性をさらに引き立てていました。

今の海外ドラマは見ていないので分からないのですが、昔、私が好きだったドラマは基本的に全て一話完結だったので、オープニングにそのドラマのナレーションが入っていました。
それを見ることで、話しが途中でも、そのドラマのおおまかな内容を把握することが出来ました。
それもまた秀逸でして、今でも記憶に残っていますよ。

例えば、特攻野郎Aチーム・・・・

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ベトナムで鳴らした俺達特攻部隊は、濡れ衣を着せられ当局に逮捕されたが、刑務所を脱出し、地下にもぐった。
しかし、地下でくすぶっているような俺達じゃあない。
筋さえ通れば金次第でなんでもやってのける命知らず、不可能を可能にし巨大な悪を粉砕する、俺達、特攻野郎Aチーム!

俺は、リーダージョン・スミス大佐。通称ハンニバル。
奇襲戦法と変装の名人。
俺のような天才策略家でなければ百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まらん。

俺はテンプルトンペック。通称フェイスマン。
自慢のルックスに、女はみんなイチコロさ。
ハッタリかまして、ブラジャーからミサイルまで、何でもそろえてみせるぜ。

よおお待ちどう。俺様こそマードック。通称クレイジーモンキー。
パイロットとしての腕は天下一品!
奇人?変人?だから何。

B・A・バラカス。通称コング。
メカの天才だ。大統領でもブン殴ってみせらぁ。
でも飛行機だけはかんべんな。

俺達は、道理の通らぬ世の中にあえて挑戦する。
頼りになる神出鬼没の、特攻野郎 Aチーム!
助けを借りたいときは、いつでも言ってくれ。

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上記の文章だけで、とりあえず内容とキャラは掴めるでしょ?
これを羽佐間さんの声で語り、バックにBGMを流してキャラクター達が動いています。
ど派手なアクション・・・今のCG多用でお金がかかったものではないけれど、非常に楽しめました。
アクションだけでなく、毎回、コミカルな部分があるのも子供の心を引き付けたのかもしれません。
Aチームの登場人物コングは、飛行機に乗るのが大嫌い。
毎回、他のメンバーがいかにしてコングを飛行機に乗せるかの部分が笑わせます。

ナイトライダーも、そういうのがありました。
ナイトライダーは、「マイケル・ナイト」という主人公が、いろいろな機能を搭載したドリームカー「ナイト2000」を操り、法の眼を逃れる犯罪者たちを退治するお話しです。
このドラマの魅力は、ナイト2000という車に搭載されたコンピュータ「キット」に尽きると思います。
コンピュータなのですが、喋ることが出来まして、それがまた人間っぽいんです。
賢いだけあって、ちょっと理知的・紳士的な喋り方です。

A「あー、疲れたなあ。(車にもたれかかる人)」
キット「私は椅子じゃありませんよ?」
A「うるさいな、少しぐらい…うわ、車がしゃべった。」

毎回そんな感じで、車が勝手に喋ったり・動いたりするのを驚く小ネタも好きでした。
ナイト2000は、真っ黒なスポーツカー。
普通の車のフロントグリルに相当する所に光るパーツがあり、赤い光が左右に「フォンフォンフォン・・・」という音と共に揺れ動きます。
これがまたかっこいいんだ。
その当時、ナイト2000のその光る部分だけのパーツが、カーショップにありまして、走り屋の車には、それが取り付けられていたりしていました。
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」に登場したデロリアンという車も有名ですが、私はナイト2000の方が好きでした。
喋ったりするから感情移入出来るんですよね。
途中、敵によって壊されるシーンがあったのですが、あの時は本気で泣いてしまいましたよ。
このナイトライダーも当然、オープニングにナレーションがあります。

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『ナイトライダー』!
陰謀と破壊と犯罪の渦まく現代に蘇る正義の騎士

ドリームカー『ナイト2000』と共に法の眼を逃れる犯罪者たちを追う若きヒーロー『マイケル・ナイト』人は彼を『ナイトライダー』と呼ぶ

『デボン・シャイアー』『マイケル・ナイト』の良き理解者

『ボニー・バスコフ』『ナイト2000』制作メンンバーの一人メカニック担当

巨大な悪に立ち向かう現代の騎士『ナイトライダー』
今日彼を待ち受けるものははたして誰か

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Aチームもナイトライダーも、その台詞の後ろで流れるBGMがかっこ良かったなあ。
カッコよさと笑い、勧善懲悪の王道ストーリー。
それらを活かす日本語の吹き替え。
テレビのドラマで、あんなに燃えられるのは、そうそうありません。
最近、日本のテレビドラマは低迷しています。
恋愛モノは全く駄目。
視聴率を稼いでいるのは、社会派ドラマですね。
医者、刑事、弁護士等の知的な業種の中で繰り広げられる内容。
それもまた良いのですが、子供の頃に見ていた海外ドラマのようなワクワク感がないなあ。
あの時の海外ドラマは、見た翌日の学校では、その主人公達になりきって遊んでいたものなのに。
ちょっとそういう期待ができるのが、テレビ朝日の金曜夜のドラマ。
「トリック」「スカイハイ」「特命係長 只野仁」など、ゴールデンの枠では個性が強すぎる内容ですが、あの当時の海外ドラマの匂いをちょっと感じさせるかな?

Aチームとナイトライダーは、全話収録で日本語吹き替えも同時収録してくれたら10万円でも買いたいですね。
ナイトライダーは11月からスカパーで放送するそうなので、そちらに期待。

できたら、「エアウルフ」「世界の料理ショー」「アメリカンヒーロー」「冒険野郎マグガイバー」「ブルーサンダー」とかも発売してほしいなあ(勿論、日本語吹き替えで)。

最後は、アメリカンヒーローのオープニングのナレーションで書き終えたいと思います。

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僕、高校教師のラルフ・ヒンクリーです
ある日UFOと接近遭遇
地球を救えと赤いスーパースーツを与えられました
ところが、、、
取り扱い説明書を無くしてしまったばっかりにもう大変
空を飛んでも衝突したり墜落したり
しかし、FBIのマックスウェルとコンビを組んでバッチリ任務は遂行します。

スーパースーツを着込んだUFO時代のトキメキ飛行
アメリカンヒーロー
はたして、どうゆう事になりますか

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ああっ、見てぇぇぇぇぇぇぇ!!!!

Posted by kanzaki at 2003年09月30日 22:38
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