仕事でカベにぶち当たったとき、「ひと皮むける」ことができなければ、燃え尽きるか、逃げるかしかない。
雑巾がけしても明日の保証はない時代。
心はアリなのに、体はキリギリス。
若い会社員はいま途方に暮れている。
精神科医の和田秀樹さんは、こう指摘する。
「かつての『燃え尽き』は、会社に忠誠を尽くす社員が長年勤めた末に起きるケースが多かったが、いまは異なる。
業績が上がらない不安や、自分ではどうにもできない無力感。
快くない感情が心を占有してしまうことが燃え尽きの原因になりうる」
東大社会科学研究所の玄田有史助教授によれば、リストラ、リストラといわれるわりには、統計的にみると中高年社員の雇用は「既得権益」化しているという。
「企業の人員調整は、新規採用の打ち切りや、若い社員への雑務のしわ寄せで行われているケースが多い。
だから、なかなか働きがいのあるポストに就けない」
産業カウンセラーの山田豊さんもこういう。
「最近の会社は組織再編や縮小が繰り返され、キャリアの見通しが立てにくくなったことも大きい」
前出の精神科医・和田秀樹さんはこういう。
「どうせ上がつかえている時代です。
いまの30歳は昔の20歳くらいだと思えば、少しはラクになる。
『これは練習だったんだ』と思って、リスタートすればいい」
そして、上司にあたる世代に対してはこんな提言もくれた。
「ちょっとした努力や、現状維持で頑張ったことを評価してあげることが大事。大ヒットだけを求めてはいけません」
団塊Jr.は燃え尽きてます(AERA:2003年3月10日号)
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と言う訳で「燃え尽き症候群」です。
給料や役職も上がらず、やりがいや達成感も見出せない。
この気持ち、分かります。
自分がそうだから。
どうも最近、心が優れません。
この歳になっても、未だに誰にでも胸を張って言える才能も無いし、何をしたら良いのかが分かりません。
ここ最近、睡眠時間をたっぷりとったり、のんびりしたり、お金を使わないように出来るのは、心が前向きだとかそういう立派なものでは無く、気力が無いからだと思います。
社会の底辺の底辺にいるような奴です。
2ちゃんねるが、毎日の日課になっているような馬鹿ですから。
毎年何かしらやっていたのですが、今はあんましのめり込むモノがありません。
趣味らしい趣味も無いですしね。
このままだと本当に燃え尽き症候群により、無駄に時間を過ごすだけになってしまいます。
それでまあ何をやっているかというと、資格の勉強だったりしています。
私の上司が社長命令で資格を取れと指示されました。
会社が学校へ行くお金を出してくれるので、そこへ行って勉強をしろと。
平日の夜、週に二回ほど通う事になります。
来週あたりから通うそうです。
それでまあ身近にいる人も勉強しているし、特にやることも無いので、私も勉強を始めてみた次第です。
今年で一発合格を狙っている訳でも無ければ、それに全ての時間を費やすつもりもありません。
あくまで、「ドリーム(夢)」では無くて「タスク(課題)」。
駄目だったとしても別の方向へ進めば良いという考えです。
久しぶりに参考書を開いて勉強してみると、案外、面白いものですね。
目で文字を追うだけだと記憶に残らない性質なので、紙に書きながら覚えています。
実行している間っていうのは、「受かるだろうか?大丈夫だろうか?このやり方でいいの?」とか考えないものですね。
とにかく、勉強している間というのは、自分にとっては目の前にある参考書が全てだ・・・みたいな感じになります。
私の場合、かなり女々しいので、あれこれ考えると深みにハマッて何も出来ない人なんですよ。
だから何も考えずに勉強をしています。
燃え尽き症候群って、一つの事について、あれこれと考えるからなってしまうんでしょうね。
だから考えないことにしました。
これについては、バブルの頃の美味しい思いをした人、勝ち逃げ組みの人に相談したところで、解決をしてはくれないでしょう。
仕事以外に、壮大ではない小さな課題を自分に託して実行すると、何か解決の糸口がみえるかもしれない等と思いました。
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