2003年03月11日

学校が代ゼミになる日

左眼が充血して痛い。
どうやら、コンタクトを付けたまま目をこすったので傷が付いたらしいです。
眼科へ行ってみると、乾燥した時期にはよくある事らしく、大した事は無いとの事。
ちょっと一安心。
ここ数日、メガネをして安静していたので、今日あたり、もうコンタクトを付けても大丈夫なのですが、念のために今だメガネを装着。
人から、「パソコン君」なんていう不名誉なアダ名が付きそうな昨今だったのですが、これで「メガネ君」と呼ばれるようになりそうだけれど、これもまたあんまし嬉しくない。
〜( ゜ω゜)


先週末から会合が続きました。
当然、夜は懇親会があってお酒を飲むわけで、そうすると次の日は気持ち悪いわけで。
会社を留守にして出席しているので、翌日に会社へ行くと、たくさんの書類が溜まっています。
それを必死になって処理して、翌日にはまたも会合→酒→気持ち悪い→書類溜まる→忙しい・・・・。
このしばらく、その悪循環の繰り返しだったので、神ナナの更新も出来ませんでした。
加入しているメーリングリストでも発言どころか、読むことさえ出来ませんでしたよ。
とりあえずひと段落して、こうして更新をしています。
懇親会の席で話しにあがったのは、学校についてでした。
出席されていた方々のお子さんは、社会人から小学生までさまざまです。
その中で気になったのが、今の小学校についてです。
昔と違って、部活というものが無いんだそうです。
もし野球なりサッカーをするのなら、その地域のサークルみたいなものに加入して練習・試合をするしかないのだそうです。
顧問も当然、学校の先生ではありません。
専門のコーチや、学校のOBなどです。
学校の先生が顧問をすると、もし万が一、生徒が部活で怪我をした際に責任を取らせられるからだそうです。
こういうのって、一部の学校だけなのかなと思って、会社でも同様のことを聞いてみたら、やはりどこもそうらしい。
週休二日になって、勉強の時間が減っているから、部活に時間を割けないのかもしれませんね。
しかし、部活が無く、勉強しかしないのならば、予備校とかと変わりませんよね?
中学校の進路相談でも、私が学生時代ならば、「偏差値がこれぐらいだから、この学校を試験してみればよいのではないか?」みたいなモノがあったのに、今はそういうのも無く、「自分で行きたい学校を決めて試験をしなさい」という感じらしい。
予備校の方がまだ、生徒達を受験で合格させるという強い目的を持って指導するだけマシなんじゃないかと思いましたよ。
昔ならば、夏休みや冬休みの宿題がたくさんあり、8月の最後の日は泣きながら課題を処理していたものですが、今では予備校の勉強もあるからと、宿題が殆ど無いそうです。
自由なんだか、ただ単に学校が責任を放り投げているのか、よく分かりません・・・。

正直、自分の学生時代が、今よりも楽しくて自由だったかといえば、そうは思えません。
今なら、インターネット、パソコン、携帯電話、プレステ・・・いろいろと楽しくて便利な物が身近にあります。
もしこの時代に学生だったら、きっと楽しい時間を過ごせただろうなあなんて思ったりしますよ。

結構、いろんな若い子を見ていますが、そういう自由で恵まれた環境だからといって、その人が素晴らしい才能と知恵で活躍しているかという、必ずしもそうではありませんね。
むしろ、そういう甘えた環境のおかげで、勉強もしない、かといって別の何かに打ち込む訳でもない、大人が余暇を過ごす際に行うようなことをダラダラと遊ぶだけの駄目な人間が多くなっています。
言っていることは大人みたいな理屈をこねるんだけれど、ちょっと突っ込むと返事が返ってこない浅い考え。
「ゆとり教育」って、「堕落教育」にしかなっていないような・・・。
私が考えるに、本当の「ゆとり教育」を受講する資格のある人というのは、社会で働いている大人なのではないかと思っています。
自分の労働でご飯を食べられる人。
「ゆとり教育」というより「スローラーニング」と言った方がいいのかな?
明日は、「スローラーニング」の大元になる「スローライフ」について書いてみようかと思います。

Posted by kanzaki at 2003年03月11日 20:42
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