2003年02月25日

自分の力の限りをつくしていれば

自分の力の限りをつくしていれば、心はいつもおだやかだ


誰の言葉かは知らないけれど、私の好きな言葉です。
イライラしていて、端から見ていても感じの悪い人っていますよね。
きっとそういう人は、全力を尽くしていないんじゃないかと思ってしまうんですよ。
一生懸命やっていると、集中して実践しているから、余計なことを考えません。
やっていれば歩みは遅くとも、少しずつ前へ進んでいるので、いずれ結果は出ます。
イライラしている人というのは、自分の力を十分に出さずに適当に事を進め、いい加減な作業だから満足の行く結果も出ない。
面倒だから手間はかけたくないけれど、多少は手をつけた事だから、それなりの結果は欲しいと思っているのですが、結果はアウトだから気分が悪い。
そうすると、イライラしてくるわけです。
理想と現実のギャップ。
若い頃の自分は、まさにそんな人間でした。
理想が高すぎるというのも原因ですね。
それこそ、宝くじで1等を当てるような空事ばかりを願っていたように思います。
それじゃあ、それに向かって何をしていたかと思えば、「将来、こうなりたいなあ」と思うだけで、何もしていない。
手に握っているのは、鉛筆と本では無く、ゲームのコントローラーとソフトだったのです(汗


そして現在の私。
大学を出て就職し、特別とんでもないことも無く、平穏に過ごしています。
いろいろあったのでしょうが、辛い事があった場合、私はそれに対して未来から見つめることにしています。
ほら。よく、「昔はあんなに大変だったけれど、今振り返れば、あれも良い思いでの一つだよ」と言うじゃないですか。
みんな良い思い出に片付ける事で、辛かった事を帳消しに出来てしまうのです。
客観的な視点に立てと言うことです。
冷静な心でいろんな人と相談してみると、解決の糸口が見つかるものですよね。

そんな感じで何とか乗り越えてきましたが、最近、何か大きな不安にとりつかれているように思います。
悩みは無いのだけれど、何か心に大きな虚無感みたいなものを感じるのです。
それを紛らわそうと、お酒やら何やら、世間のオッサンがやるような事にいろいろと手を出してみたけれど、元々そういうキャラじゃないので、満足なんてしません。


自分の力の限りをつくしていれば、心はいつもおだやかだ


しばらくの間、この言葉を忘れていたように思います。
仕事はともかく、私的なことで自分の限りを尽くすということを最近していなかったように思います。
安らぎを求めてばかりいて、何かこう、前へ進む力みたいなモノを忘れていました。
自分の力をの限りを尽くせるもの・・・自分にも思い当たるものがあるので、やってみようと思います。

あなたは、自分の力の限りをつくしていますか?

Posted by kanzaki at 2003年02月25日 20:48
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