2004年05月30日

倉木麻衣さんのコンサート【2】

前回の続き

ついに倉木さんの登場。
白いTシャツに黒いジャケット、黒いジーンズ、シルバーのアクセサリーという、落ち着いた雰囲気です。
倉木さんのコンサートは始めての人が殆ど。
全国を追っかけするファンも、この会場内には少ないのでしょうか。
どうやって歌にあわせてノレば良いのか分からず、手拍子をして聴きます。
まだ、会場はノリきれていないような・・・。
ただし、1曲が終わった後の歓声はかなり大きかったです。

歓声の中、2曲目「Love, Day After Tomorrow」。
最初の間奏の時に、早速、衣装を変えます。
あんまり服の事は詳しくないので見た目で云いますが、上は身体の部分が黒、腕が白のジャンパーみたいなものです。
ブカブカではなく、割と身体にフィットした感じ。
サビの部分の「♪Love」の所で、倉木さんもお客さんも指を上げてました。
「♪L・o・v・e」と云う部分では、その上げた指で、「L」「o」「v」「e」の形を造っていました。
倉木さんの曲は、動きとかダンスとか無いんだろうなあと思っていたけれど、それなりにありましたよ。

3曲目「Secret of my heart」
あっ! 「名探偵コナン」のED曲だ!
いままで、スタンドマイクで歌っていましたが、ここからは、ハンドマイクにチェンジ。
中央奥の巨大なモニターには、このコンサートをカメラで撮影している映像が映っているのですが、その下の部分に、歌詞のテロップが表示されていました。

「どんな 言葉に変えて 君に 伝えられるだろう」

コンサートで歌詞が表示されるのって始めてなので、とても新鮮な衝撃でしたよ。
倉木さんは、いつもご自身が作詞されているのですが、その歌詞自体もじっくりと読んでもらいたいからなのでしょうか。
これは、なかなかのアイディアです。
友達同士だったけれど、いつしか恋してしまった女の子が、ちょっと怖いけれど告白するという内容。
私はアニメでこの曲を始めて聴いたのですが、倉木さんっていいなあと思った最初の曲なので、今でも非常に印象強く覚えていますよ。

4曲目「Can't forget your love」が終わり、MC。

倉木「新潟のみなさん、こんばんは。倉木麻衣です」

拍手と歓声が巻き起こります。

「今日で新潟のライブ、2日目となります。みなさんに逢えて嬉しいです。どうか最後まで一緒に楽しんでいってください」

短い言葉でしたが、口調が丁寧でやさしく、曲と同じイメージで嬉しいなあと思ってみたり。
拍手の中、5曲目「風のららら」が始まりました。
爽やかで綺麗な歌ですねぇ。
コーラス3人の女性の声が、この曲を世界観を広げています。

6曲目「mi corazon」は一転、雰囲気がシリアスな感じ。
赤い色の照明がやけに印象的です。
中央の階段に座って歌います。

曲が終わり、拍手の中MCへ。
「今歌った曲は、mi corazonと云います。このmi corazonと云う曲ですけれども、"私のこころ"という意味です。今日は新潟の皆さんに、私も心をこめて、最後の最後まで歌を一生懸命伝えていきたいなと思いますので、どうぞ宜しくお願いします」
大拍手。

7曲目「Tonight, I feel close to you」。
白いライトで倉木さんを照らし出していたのが印象的です。
客席から見て、倉木さんの左でギターを演奏している黒人男性が、ジェフリーさん(Jeffrey Qwest ジェフリー・クエスト)。
ちょうど私が見ていた場所の目の前にいます。
位置が位置だけに、すぐに目が合ってしまうのですが、優しい感じの方なので、私は緊張しませんでした。
この方は、このコンサートを盛り上げてくれる重要なキーマンです。
この曲では、倉木さんとジェフリーさんの二人で歌います。
中央奥の巨大なモニターには、左にジェフリーさん、右に倉木さんが映されています。
ジェフリーさんの声も女性的な優しさがあり、倉木さんの声と巧くシンクロして、会場内は素敵な空気に包まれました。

8曲目「The ROSE〜melody in the sky〜」
ステージは暗めになり、中央の階段の5箇所に炎が灯ります。
ゆらゆらと燃える炎の中、設けられた椅子に座り、ゆっくりと歌います。
楽器の音も少なめで、倉木さんの声が引き立ちます。
一小節歌い、数秒ほど沈黙・・・そしてまた歌いはじめる際の、この沈黙がまた良かったです。
私はかなり前の方にいたので、その沈黙の際、炎の揺らめきの音が聞こえました。
灯りを消し、チラチラと燃えさかる暖炉の前で、隣に座っている一人の人の為に歌っているような雰囲気でしたね。

次の曲は、またガラッと変わりますよ。
次回へ続きます。

記事の中で、ジェフリーさんの事を書きましたが、ちょっと補完しておきましょう。

Jeffrey Qwest(ジェフリー・クエスト)

伝説のファンクバンド「パーラメントファンカデリック」のメンバーとして全米での活躍後来日。
現在、日本とアメリカでシンガー、ギターリスト及び作曲、アレンジャーも手掛ける。
倉木麻衣の初ライブ以来のサポートバンドであり、ファンキーで、グルーヴィンな演奏と、親しみやすいキャラクターで知られる実力派バンド、EXPERIENCE のバンドリーダーとして、ギター&ヴォ−カルを担当している。
4月16日からスタートしている倉木麻衣の全国ツアーに、サポートバンド/EXPERIENCEとして参加。

詳細は、下記のサイトにて(ジェフリーさんの写真、作品等の詳細も掲載)。
http://www.bluesplash.co.jp/main2/music/jeffrey_quest/jeffrey.html

今回のコンサートのお陰で、EXPERIENCEにも興味が出ましたよ。
ちょっと、CDショップへ行ってみるとしますか。

それでは、この続きは、また次回へ。

Posted by kanzaki at 2004年05月30日 12:17 | トラックバック (0)
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