2004年05月28日

倉木麻衣さんのコンサート【1】

もう先週の話しとなってしまいましたが、18・19日の両日、新潟市にあります新潟県民会館において、倉木麻衣さんのコンサートが行われました。
私は19日の公演へ行って来たので、その時の模様をご報告したいと思います。
19日と云えば、約1年振りとなる新曲「明日へ架ける橋」のリリース日でもあります。
特別な日には何かが起きてしまう訳でして、それは後でのお楽しみ。
それでは、さっそく行ってみましょう。

私は会場まで、自転車で行きました。
この会場は先月、中島美嘉さんのコンサートが行われた場所でもあります。

中島美嘉さんのコンサート【1】(April 12, 2004 連載2回)
http://kanzaki.sub.jp/archives/000235.html

少し離れた駐輪所に自転車を置き、てくてくと会場へ。

さすがに会場の入り口で撮影するのはヤバイので、ちょっと離れたところから撮影したのが上記の写真。
よ〜く、目を凝らして見ていただくとお分かりの通り、会場入口には、かなり大勢のお客様がいることが分かると思います。
会場内に入りますと、同じコンサート会場でも、中島美嘉さんの時とは雰囲気が違いますね。
中島さんの時は、綺麗目の10、20代の女の子が中心でした。
男は、その付き添いみたいな感じ。
けれど倉木さんの場合は、若い人から年配まで幅広く(当然、若い人の方が多い)、男女の比率が同じぐらいで、なんとなく普通な感じの人達が多かったです。
それだけ幅広い支持がある事だと思います。

会場内では、倉木さん関連のグッズがたくさん売られていました。
そこに、もの凄い人だかりが出来ています。
祭りの会場に来たかのよう。
販売している人の声を聞きますと、3000円以上お買い上げの方には、新曲「明日へ架ける橋」のポスターが貰えるそうです(CDのみなのか、グッズも合わせて3000円以上なのか、ちょっと不明)。
どうりで、ポスターを丸めたものを抱えた人を多く見るなあと思ったら、そういう事だったのか。

人が多すぎて、とてもグッズを見て回る事も出来ないので、ホール内に入りました。
コンサートは、この会場の大ホールで行われました。
座席数は、1,730席。
超満員ですよ。
お客の入りが少なくて心配したコンサートを経験した事がある私は、何だかとてもホッとしました。
(あの時のコンサートは逆に、みんなで盛り上げようと云う気分になって熱かったんですけれどね)
私の座った場所は、下記の座席表の赤く丸をしたところです。

めちゃくちゃ前でした。
こんなに前で鑑賞できるなんて、関東の大規模なコンサートではまず不可能な場所でしょうね。
ここが地方都市でのコンサートの良いところ。
しかし、あまりにも前過ぎて、困ったりもしました。
私はいつも、こうやってコンサートのレポートを書いている訳ですが、当然、記憶だけでは書くことは不可能なので、メモを取りながら聴いています。
しかし、あまりにも席が前過ぎると、そういうメモを取っている行動がステージからも見えるし、私自身もメモを取るよりも、コンサートを盛り上げる為、拍手や声援をしなくてはと義務感みたいなものを感じます。
後ほど書きますが、ちょうど倉木さんがステージ左側へ移動して歌う際、私の目の前になるんですよ。
そりゃもうね、あんな綺麗な人が、あんなに巧い歌声を聴かせてくれたらですね、メモを書く事なんて忘れてしまいますよ(お。
ちょっと鼻血が出てきそうなぐらい緊張してしまい、その感激の中に取り込まれていました。
だから今回のコンサート回顧録は、あまりメモをとっていません。
コンサートのチケット代の100倍分ぐらい楽しめたので、それはそれで良かったんですけれどね。

話しを戻しましょう。
開演前のステージは、幕が降りていないので、しっかりと見る事ができました。
当然、ライトは消えていて、薄暗いですけれどね。

ステージは2段になっており、中央の階段で移動が出来ます(色は白で統一)。
中央奥には巨大なモニターがあり、ハートのマークが映し出されていました。
そのモニターの左右に、小さなモニターが幾つか縦に並んで設置されています。
演奏者達は、ステージ1階の階段を挟んで左右でプレイすることになります。

会場内に響き渡るアナウンスを聞いて驚きました。
ステージの演出上の都合により、サイリウム、ペンライトは禁止だそうです。
モーニング娘。等のハロプロ系のコンサートでは必須アイテムなのに、それを使ってはいけないとは!
そうすると、どうやってコンサートを盛り上げるの?
そんな疑問を抱きつつ待っていますと、開演予定時刻(18:30)より15分遅れで開始となりました。
客席上の照明が消え、ザンッ!と一つ大きな音が轟き、中央奥の巨大モニターに、ツアータイトルが表示されます。

Mai Kuraki 2004 Live Tour
Wish You The Best
〜Grow,Step by step〜

上記のツアータイトルロゴは、今ならば、ご自身の公式サイトのトップページに記載されています。
「Mai-Kuraki.com」
http://www.mai-kuraki.com/

会場内に音楽が響き渡ります。
デジタル系の音なんですが、なんとも「日本の和」「儚さ」を感じさせます。
ちょっと、バラバラとした拍手の中、楽器の演奏者達がステージの左右から出てきます。
おっ、黒人の方が多いですね。
観客席から見て左の奥に、日本人のギター、黒人のドラム、その二人の手前に、黒人のベースとギター。
手前にいる黒人の右側の人は、ジェフリーさん(と云う名前だったと思う)。
この人がコンサートを盛り上げるキーマンです。
中央の階段を挟んで右側には、日本人女性のキーボード、三人の女性コーラス、そして右端にもう一人のキーボード演奏者の黒人がいます。
黒人の人達は、倉木さんのミュージックビデオに一緒に競演している人達なのかな?
皆さんの衣装は、基本的に黒で統一。
私も全身黒の服を着てきたので、ちょっと嬉しい(人間、こんな事でも感激できるもんなんですよ)。
大音量の曲、外人の演奏者、青い光、白い煙・・・じょじょに非日常の世界へ私は引き込まれていきます。

巨大なモニターには、桜の花びらが舞い落ちる映像(CGかな?)。
1曲目「Time after time 〜花舞う街で〜」の前奏が流れ、倉木さんの「♪もしも君に出会えたら〜」と云う歌声が会場を包みます。
しかし、まだ倉木さんの姿は見えません。
歌だけが進行していきます。
私は、どこで歌っているんだろうと探しました。
すると、観客席中央部から歓声が!
「えっ? どこ、どこ?」と後ろを振り返りましたよ。
ひょっとしたら後ろから登場したのかと探したのですが、見当たりません。
そして正面へ目を向けてしばらくすると倉木さんは、上下2段構成のステージの上段に登場しました(巨大スクリーンの前)。
彼女を乗せた台がゆっくりと、じょじょに下からせり上がって行き、その美しい姿を我々は眼にしたのでした。

この続きは、また次回へ。

Posted by kanzaki at 2004年05月28日 21:00 | トラックバック (1)
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