2004年10月01日

コーヒーが飲めない

爽やかな朝の目覚め。
ビジネスマンとして戦い抜く一日がはじまる。
何億というお金が動くビジネスに、ミスは許されない。
その慌しさを前に、自分の心を落ち着かせるひと時。
コーヒーメーカーでドリップしたものをカップに注いで飲みほす。

・・・・もし私がこんなシチュエーションを実行したとしたら、確実にお腹が痛くなってトイレへ直行ですよ(泣)。
実はですね私、コーヒーが駄目なんですよ。
飲むと、胃を中心にキリキリと痛くなるんです。
そしてその痛みも治まらないうちに、お腹がゴロゴロしてしまいます。

本当はコーヒー、好きなんですよ。
特にあの香りが。
けれど、身体が拒否反応を起してしまうんです。
自律神経失調気味なのかなあ。
昔はこんな事、無かったんですけれどね。

自宅ならば、胃が痛くなったら乳製品を摂取すればいいし、お腹がゴロゴロしたらトイレへ直行すればいいけれど、これが外だとそうはいかない。

私、外でウンコが出来ません。
自宅以外ではやりたくないんです。
外出時にウンコをするシチュエーションを作ってはいけない。
だから、お腹がゴロゴロするきっかけとなるコーヒーを外で飲むのは、非常に危険な訳ですよ。
それでなくても胃腸が他人よりも弱い。
すぐにゲリになってしまう。
きっと他人より、ウンコセンサーが過敏なんだと思う。

自分の会社にいる際は、当然の如くコーヒーを飲みません。
何を飲んでいるかというと、「水」です。
コンビニで買ってきたエビアンやボルビック等です。
東京に比べれば地元の水道水は、まだマシなんでしょうが、やはりマズいし、薬っぽいので直接は飲みたくありません。
コップに水を注いで自分の机で飲んでいるのも、何だか変でしょ?
けれどこれが、ペットボトルに入っているミルラルウォーターならば違和感がありません。
「水じゃなくても、お茶でいいじゃん」とお思いでしょうが、実は最近、お茶ですら胃が痛くなるんです。
こりゃヤバイですね。末期症状です。
医者に行った方がいいかもしれません。
特に緑茶が駄目。
けれど、番茶は大丈夫です。
頭が痛くなった際、普通の人は頭痛薬を飲むのでしょうが、アレは胃を痛めるので、私のような人間には飲めません。
頭痛薬代わりに、濃い番茶を飲んで対処しています。

コーヒーは身体が拒否反応を示すから飲めないのですが、何故かコーヒー牛乳、コーヒーゼリーとかは大丈夫です。
むしろ大好き。
痛くもならないし。
「甘さ」さえあれば、拒否反応しないのかなあと思ったりしました。
けれど、缶コーヒーなんかを試しに飲むと、胃と腸へ攻撃をくらってしまいます。
下手すると局部的にではなく、全身が電気ショックをくらったかのように痛みが走ります。
その後、下痢になるか、ないしは腹部に大量のガスが溜まって痛くなります(腹部膨満感、過敏性大腸症候群)。
缶コーヒーなんて、砂糖やミルクがどっぷりと入っていて、コーヒーと云うよりも「泥水」に近いものがあるのですが、あれはあれで駄目なんです。

けれど、飲んでも大丈夫な時もあります。
それは仲間とワイワイやっている時。
きっと自律神経が正常になっているんでしょうね。

まあそんな訳で、コーヒーが飲めない自分でも、一応は社会人をやっております。
コーヒーを飲まなければいいのですから。
けれど、自分の意志とは裏腹に、コーヒーを飲まないといけないシチュエーションがあります。
それは、よその会社等へ行った時です。
応接室に通され、相手の会社の人と打ち合わせをする際、お茶等が出されるかと思います。
お茶でも胃が痛くなりますが、まあ、小さな湯のみ茶碗一杯程度ならば平気。
けれど、ちょっとした長話しになりそうだとコーヒーが出てくる確率が高いです。
こういう時、相手は好意を持って出していただいたものなので、飲まない訳にはいかないですよね。
全部は無理だから、気持ち分、少しだけいただきます。
お互いがスーツを着て話し合う際は、少しだけ口にすればいいのですが、体育会系の取引(何だそりゃ?)の場合、「まあ一杯、飲んでから帰りなよ」等とコップに並々と注がれたアイスコーヒーを渡された時は青ざめました。
「飲まないと帰れない・・・」そう思い、ほとんど一気飲みをして、痛みと吐き気がこみ上げる前に、笑顔でその会社を出て行きました。
その後は、悶絶状態だった訳でして。

監査で相手の会社へ訪れる際は、もう顔なじみですし、私の趣味趣向もご存知なので、コーヒーが出てくることはありません。
ジュースとお菓子が出てきます(赤面)。

社会人の趣味趣向の3大アイテムと云いますと、タバコ、酒、コーヒーって感じしません?
タパコは社会的に吸わない人の方が多くなってきましたし、お酒も飲み会の際に少々嗜める程度で良いという感じになってきました。
お酒が弱くて飲めない人が飲み会に参加する際、特に女性とかは車を運転して来る人が多いですね。
車を運転しないといけないから・・・という理由があるので、飲まされる事もありません。
飲まないことを正当化できて、これは非常に良い手です。
タパコと酒は、嫌いならば嫌いで、なんとでもなる社会です。
けれどもコーヒーは、社会的に「飲めるのが当たり前」という初期設定になっております。
なんとか私も、普通にコーヒーが飲めるようになりたいですよ。
いつも通勤の際、コーヒー販売店の前を通るのですが、あの香りが大好きです。
いつしか香りだけでなく、舌でも味わえるようにしますよ。

Posted by kanzaki at 2004年10月01日 17:41 | トラックバック (0)
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