神崎のナナメ読み

元気なジイちゃん

仕事をしていましたら、受付より株主様が来られたとの連絡を受けました。
事前にアポも無かったので、「はて？　誰だろう」と思って面会。
それは85歳を過ぎたジイちゃんでした。

当社の株券を売却したいとの話しでしたので、いろいろと書類に記入捺印をしてもらっていたのですが、話しをしている中で、このジイちゃんが土地家屋調査士、行政書士、宅建その他、不動産関係の資格を沢山取得している方だと分かりました。
協会の役員とかもしていらしい。
それでもって、このジイちゃん、未だに現役で仕事をしているのです！
自分の息子すら定年を迎えてのんびりしているのに、自分は85歳も過ぎて仕事をしているのはどうだろう・・・等と云っていましたが、喋りもちゃんと聞き取れましたし、細かい数字や専門用語もきちんと説明できる程、記憶力はしっかりしていました。
100歳まで仕事ができるんじゃないだろうか。

今回、実家の中条から新潟市へ、電車やバス、徒歩と移動してやってきたと云うのです。
歩く姿勢も、そこらの若い人よりも背すじが伸びていて綺麗ですし、本当に元気なジイちゃんだなあと感心しました。

やっぱあれなんですかね。
年齢を重ねたからと云って現役を退くことなく、己の才能・資格を活かして日々を過ごしている人と云うのは、若くあり続けるものなのかなあと思いました。

ここ最近、自分の生き方に疑問というか、酷く将来に不安を感じていました。
歳をとって退職したら、自分はどうなっちゃうんだろうかと。
このままだと、バッドエンディングを迎えてしまうのではないかと感じていました。
そんな中、自分の理想とする老後を過ごしているジイちゃんが目の前に現われたのです。
才能を活かして、生涯現役でありつづける姿・・・いいですねえ。

特に仕事と云う形でなくてもいいので、自分もそういうモノを見つけ、一生現役で行こうかと思っています。
実はちょっと、そういうものを見つけたと云うか、すっかり忘れていたものがあったので、それを再開しようかと考えているのですが、それはまた後日。