2008年01月04日

シチュエーション別「誉め方」〜初対面の人編

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

1月1日の午前0時、私はファミレスにいましたorz
なかなか変わった場所での年越し。

三が日は特に何をするでもなく、のほほんとしておりました。
スーパー銭湯で汗を流し、おせち料理に飽きたらラーメンを食べたり。
やはり、仕事を気にせずに仲間と遊ぶのは精神的に安らぎますね。

仕事は来週から始まりますが、ダラダラした生活を続けていますと、仕事に耐えうる体力が取り戻せなくなりますので、本日から生活自体は日常モードへ切り替えたいと思います。

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昨年を漢字一文字であらわすと「偽」だったそうですが、私は今年一年を「謝」と「誉」の年にしたいと思っています、

「謝」は、「謝(あやま)る」という時にも使いますが、私は「感謝(かんしゃ)する」の方で使いたいです。
「ありがとう」という言葉は、相手との距離が近ければ近いほど、なかなか言えないものです。
最初は意識して使いつづけ、いつしかそれが当たり前になるようにしたいです。
感謝の言葉は、お互いが笑顔になる妙薬だと思いますから。

もう一つの「誉」は、「誉(ほ)める」という意味。
これもまた、なかなか相手に伝えるのが難しいところですが、人間関係を潤滑にするためには必要なものです。

今回は、この「誉める」ということについて書きたいと思います。
参考にした記事は、「日経ビジネスAssocie(2007.9/18号)」です。

雑誌の読者アンケートによりますと、「人をよく誉める方」・「まあ誉める方」と答えた人の6割が、「人から誉められる方」だと答えました。

また、「人をあまり誉めない方」・「全く誉めない方」と答えた人の3割が、「人から誉められる方」だと答えました。

上記から、相手を誉める人は、相手から誉められる確率が高いのではないかと思われます。

人を誉める理由で一番多かったのは、「自分の気持ちを相手に伝える」という自発的な理由でした。

次に多いのは、「円滑な人間関係を築く」という、いわば利己的な理由です。

三番目は、「誉めることで相手の成果を促す」という、利他的理由です。

誉めるという行為は、自分のためにもなれば、相手のためにもなります。
次々と伝播していくもの。
「誉め」の持つ強い伝染効果をうまく活用し、組織の活性化に役立てている人も多いです。

しかしアンケートによりますと、誉めることが多い人でも、一日に一回から二回程度だそうです。
やはり日本人は、なかなか口に出して言うのが苦手なようです。

さて、誉めると一口に言いましても、相手がどんな人かで異なってくるものです。
今回から何回かに分けて、シチュエーション別に「誉め方」について書きたいと思います。


●「初対面の人」を誉める場合

最初は、「初対面の人」を誉める場合です。

コツは、最初から意気込んで誉めようとしないことです。
いきなり表面的なで手近なところで誉める・・・例えば「その腕時計、かっこいいですえ」と言っても、場合によっては「何をしようとしているのだろう」「調子のいい人」と不快に見られることがあります。
できるだけ自然な会話の中で、相手の発言に誉めるポイントを見つけてみましょう。

例えば、説明してもらったら「今の説明で、とてもよく分かりました」・「貴重な情報をお持ちですね」などです。

外面だけではなく、持っている情報、見識、分かりやすい話し方や人当たりの良さに目を向けると良いでしょう。

また、「一見、怖そうですけど、話してみると優しい」はNGです。
事前情報や会った瞬間に抱いた第一印象が誉め言葉を台無しにします。
相手に先入観がありすぎてはいけません。

そして一番大切なのは、最後にきちんと相手の目を見て誉め、自分の本気度を示すことです。


今日はこの辺で。
明日へ続きます。

●次回の記事:シチュエーション別「誉め方」〜気難しい人、地位が高い人、派遣・契約社員、新入社員編
http://kanzaki.sub.jp/archives/001584.html

Posted by kanzaki at 2008年01月04日 10:13