2008年04月29日

佐渡島をロードバイクで走ってきました(その1)

昨日は新潟県の佐渡島へ行き、ロードバイク(自転車)で横断してきました。

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上記の図のとおり、主に65号線を使って走りました。
両津港からスタートして、ゴールである真野新町海水浴場(まのしんまちかいすいよくじょう)までの往復です。
およそ片道20km、往復で40km。
他にも少し寄り道をしましたので、フルマラソンぐらいの走行距離になったのではないでしょうか。

佐渡島の中心部はくびれた形をしており、今回走ったルートは、「佐渡島を横断」するのに最も短い距離だと思います。
海岸はおもに岩場が多い佐渡島にあって、ゴールである真野新町海水浴場は、砂浜のビーチとなっています。
背中を海にして出発し、最終的には再び海を眼前にするというシチューションが面白いと思ったのも、ルート選定の理由です。

特に観光には興味はないのですが、「妙宣寺」という、国指定重要文化財である五重の塔だけは見たいと思っていました。
今回のルートからすぐ近くにあるので、こちらも行ってきました。

当日の朝、6時発のカーフェリーへ乗船するため、5時ぐらいに佐渡汽船の船乗り場へ行きました。
当然、自宅から船乗り場まで、ロードバイクで走りました。

●佐渡汽船ホームページ
http://www.sadokisen.co.jp/

建物の2階にあるチケット販売場へ行きましたところ、自動車・バイク・自転車を積む場合、別の場所でチケットを買うことを教えてもらいました。
盗難が怖くて、わざわざ2階までロードバイクを担いでのぼったのですが、無駄な労力でした。

1階へ降りまして、自動車・バイク・自転車を積み込んで乗船する為のチケット販売場へ行きました。
昨日は平日でしたし早朝だったからでしょうか、チケットを購入しているのはトラックの運転手等、明らかに業務上の乗船を目的とした人達が多かったです。

新潟港から両津港までの一般旅客運賃(2等席)は、大人2,240円です。
往復でも5,000円しないのです。
しかし、自家用車を積む場合は、1万円をオーバーする価格となります。
例えば、現行のカローラ(セダン)が全長4,410mmですから、片道17,410円にもなります。
自転車は軽車両ですから当然、その分の代金を支払わなければいけません。
自転車込みの2等席の料金は、3,960円です。
つまり、自転車代は1,720円です。
チケット販売場のおじさん曰く、折り畳み自転車を袋に入れて乗船するならば、自転車代は無料だそうです。

どうしても自分の自転車で佐渡島を走りたいという訳じゃなければ、現地でレンタルする手もあります。

●佐渡観光総合案内所(レンタサイクル店)|新潟県レンタルサイクル
http://www.fc-cycle.com/fc_cycle_niigata04/

例えば、両津港にある上記の場所で自転車をレンタルしますと・・・

2時間400円(1時間ごとに+100円)
24時間1,500円

となります。
今回の旅では、実質6時間程度しか滞在していないのですから、800円で済みますね。
おそらく上記は、フェリー乗り場の建物内の事だと思います(1階に、レンタル自転車をしまってある場所がありました)。
だから、借りるのも返すのも簡単です。
主にママチャリタイプのレンタルだったようにも思いますが、気軽に近場を旅するには十分でしょう。
ロードバイクをフェリーに積む為に、わざわざ往復で3,440円分も支払うのが無駄だと思えば、レンタルという手もありますよ。

話しは戻りまして、チケット販売場を出たところから・・・。
出た途端、いきなり雨が降ってきましたorz
天気予報では、曇りのち晴れだったのに、最悪のコンディションです。
雨がやむまで、チケット販売場の軒先で立っていました。
すると係員がやってきて、フェリーの中へ自転車を入れてくださいと指示がありました。
私はロードバイクが雨に濡れるのが嫌だったので、猛ダッシュでフェリーの中へ入りました。
急いでいたので、その時に写真撮影はしておりません。

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上記は、佐渡島から新潟へ戻った際の写真です。
フェリーの後ろにある、自動車等の搬出入口から、ロードバイクを入れました。
そして、中をひたすら移動し、フェリーの前まで持って行きました(出すときは、先端の搬出入口から行う為)。
車両を積む順番は、自転車→バイク→自動車の順なので、一番最初の乗船となりました。
係員へロードバイクを渡し、私は上の階にある2等船室へ行きました。

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ジュータン敷きの大部屋です。
座席の指定はありません。
空いているスペースを自由に使えます。
一般乗客より、車両の搬入が先の為、まだ誰もいませんでした。
しばらくすると沢山の人がやってきまた。
平日ですが、かなりの人数で、観光客も多かったです。
多くの人がレンタル毛布(100円)を借りて横になっていました。

今回の旅ですが、仲間と出かけました。
彼は登山家でして、佐渡島の山を登り、一泊して帰ってくるそうです。
その為、沢山の装備を用意していました。
一方、私の方は、パンクした際の道具とタオル、財布ぐらいでした。
できれば、パンクなんて気にしないで旅をしたいのですが、仕方がありません。

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出航しましたが、いまだに外は雨です。
うーむ、旅を中止すべきだったであろうか・・・。

出航する際なのですが、館内にドラムの音が鳴りました。
まるで少林寺のような感じの音です。
我々は、到着するまでの2時間30分を館内をぶらついて時間をつぶしました。

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ゲームセンターにファミコンを発見。

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有料でファミコンが出来るものらしい。
「高橋名人の冒険島」「魔界村」「戦場の狼」「プロレス」「ベースボール」「ゴルフ」「ナイトライダー」「1943」「ウィナーズカップ」「スーパーチャイニーズ2」等がありました。
未だに初代ファミコンが活躍しているのに驚きました。

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天気が大分落ち着いてきましたので、外へ出てみました。
(天気が回復して、本当に良かったです・・・)

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早起きしたのですし、これから体力を使うのですから、横になって休んでいれば良かったのですが、殆ど話したり・景色を見て過ごしました。

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いよいよ島に近づきました。
自分の住んでいる場所からすぐの場所なのに、随分と違う雰囲気。
しかも青空で良い天気ではありませんか!
わくわくしてきましたよ。

館内放送がありましたので、仲間と別れて車両格納庫へ向かいました。

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ロードバイクは、出口の手前に固定されていました。
係員に外してもらい、準備万端。

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入り口が開きました。

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ロードバイクを外に出し、準備を行いました。
ヘルメットを被り、準備完了。
いよいよ、出発です!

●次回の記事:佐渡島をロードバイクで走ってきました(その2)
http://kanzaki.sub.jp/archives/001645.html

Posted by kanzaki at 2008年04月29日 17:53