2008年08月14日

増える弁当箱市場

昨日の午後、会社内の大掃除をして帰宅。
夕方から墓参りへ出かけました。
そして、夕食をとった後に仮眠をとりました。
起きたら神ナナを更新しようと思ったのですが、目が覚めたら朝でしたorz
やはり、仕事の疲れがたまっていたようです。
この盆休みは天気も悪いので、あまりアクティブな事も出来ませんから、体を休めるのには丁度良いかもしれません。

さて話しは変わりますが、4月から6月期の実質GDPが、4四半期ぶりにマイナス成長に低迷しました。
これでようやく政府も「不景気」を認めざるをえない状態になりました。

色んな必需品が値上げになれば、他の部分の出費を抑えなければいけません。
その「他の部分」には、お小遣いも含まれるわけでして・・・。

雑誌「PRESIDENT」に掲載されていたアンケート結果によりますと、サラリーマンのお小遣いの平均は、4月調査の時点で4万6300円でした。
昨年に比べて2500円のマイナスです。

昼食代をお小遣いの中から捻出している人も多いと思います。
その昼食代ですが、1回当たりの金額は、2002年に700円台から600円台へと落ち込み、昨年は590円、今年は更にダウンして570円になりました。
コンビニで昼食を買っていたら、600円ぐらい簡単にオーバーしてしまいます。
私の会社でも、コンビニを頻繁に利用する人は減りました。
その代わり、お弁当を宅配してくれる業者を利用する人が増えました。
その弁当だと300円台ですから、当然の事でしょう。

そして、更に増えたのが手作り弁当です。
昨晩のおかずの残り物をメインに詰めたお弁当。
これが一番、コストパフォーマンスが良いですよね。

私は去年まで、昼休みになると自宅へ戻ってご飯を食べていました。
これがある意味、一番最強かもしれません。
しかし、自家用車を使って通勤していた時は良かったのですが、自転車通勤に切り替えてからは、日差しの強い時や雪・雨の時は、7分ばかりの走行とは言え、やはり帰宅するのが面倒です。

最初は、天気が悪い日だけお弁当を持参していたのですが、最近は毎日、持参するようになりました。
作ってくれる母に、大変感謝しています。

お弁当を持って行くには、弁当箱が必要です。
その弁当箱市場ですが、年間1000万〜1200万個だそうです。
今後も景気が回復しなければ、その数はますます増えていくことでしょうね。

ガンダム芸人で知られる土田晃之さん。
芸能界でも有数のガンダムマニアとしても有名で、娘の名前を「機動戦士ガンダム第08MS小隊」のヒロイン「アイナ・サハリン」から拝借したほど。
以前、「笑っていいとも」に出演した際、娘たちの為に毎日、自分が弁当を作っていると語っていました。
忙しい毎日の中、家族の絆を保つ為が理由でした。

コンビニや仕出し屋の弁当とは違う、自家製のお弁当。
家族というのは大抵、日中は職場や学校と、別々の場所で行動をしているものです。
そんな家族が、手作り弁当というアイテムによって繋がっている事を感じられるのは、とても素敵なことだと思います。

世の中が便利になればなるほど、個人単位の行動・考えが主流になりがちですが、この不景気が「お弁当」というものを見直す機会となり、それがまた家族の再認識に一役買っている。
世の中、考え方一つで見え方が変わる良い例かもしれませんね。

Posted by kanzaki at 2008年08月14日 15:35