神崎のナナメ読み

お盆休み、あなたはバケーション? それともステイケーション?

早い人ですと、既にお盆休みに突入していることでしょうね。
私も明日、出社すれば4連休です。
いろんな人に聞きますと、墓参りや実家への帰省ぐらいで、いわゆるバケーション的な予定をしている人はいませんでした。

新聞によりますと、アメリカでは今年の夏、「バケーション」ならぬ「ステイケーション(Staycation)」が流行しているそうです。

ステイケーションとは、自宅周辺で過ごす休暇という造語です。
7月4日の独立記念日前後の連休のガソリン消費量は前年比3.3%減りました。

日本も物価上昇、原油高なのに賃金は上がらず、内需の柱である個人消費の4%に相当する購買力が失われています。
ガソリンや食品の値上げにより、車離れが進んで自転車を活用したり、外食を控えて自炊をしたりと、家計は「巣ごもり消費」と呼ばれる出費を抑えた生活になっています。

これは「つつましい生活」とも言え、「清く貧しく美しく」という昔の日本のイメージが復活してきたようにも思え、私はこれはこれで良いのではないかと思っています。
オッサン達がよく、海外へ行っただ、飲み食いで豪遊したとか話すのですが、私には「なんか時代感覚がずれているなあ」と生暖かく見つめてしまいます。

さて私はこの連休をどう過ごそうかと画策中です。
しかし週間天気予報を見ましたら、連休中はずっと雨で良くないようです。
これじゃあ、自転車で長期の旅も出来やしません。
そうしますと、身近なところでどんな事をしましょうかねえ。

コストパフォーマンスが高く、お金のかからない趣味ってなんでしょう。
私は勉強なんじゃないかと思います。
学校へ行ったり、高価な書籍を購入しますと、それはそれでお金がかかりますが、なるべく少ない出費で済む方法もあります。
仮にお金がかかっても、それに見合う資格なり能力を見につければ、それは十分に採算の合うものだと思います。
今しがたネットで調べてみましたところ、近所の図書館は連休中も開館しているようです。
転職の為に勉強を始めたところなので、図書館にこもって研鑽に励もうかと思っています。
これもある意味、ステイケーションではないかと。