前回の続きです。
●前回の記事:大曲の花火大会の感想〜第82回全国花火競技大会「大曲の花火」【1】
http://kanzaki.sub.jp/archives/001694.html
花火大会が始まる前にトイレへ行くことにしました。
しかし、これが酷かった・・・。
仮設トイレが1,000台設置されているらしいのですが、観客の数が半端じゃないので、これでも足りません。
私は実際にトイレで用を足すのに、1時間30分かかりました。
トイレから出た頃には既に、花火が数発ほど打ち上げられていました。
トイレの前は物凄い列。
雨なので、みんな傘や雨合羽を着て立ちっぱなし。
みんな不機嫌そうな顔、声でした。
私も正直、不愉快でした。
トイレの中は電灯がありませんので、辺りが暗くなってからですと、オシッコ一つするのも大変です。
紙もありませんから、女性は尚更。
次回、花火大会へ行かれる方は、トイレ用にティッシュは必ず用意してください。
また、トイレを利用するならば、なるべく会場入り口から遠くの奥の方にあるトイレを使用してください。
手前にあるトイレより、並ぶ時間が少なくて済むようです。
そしてそれ以前に、会場ではあまり飲み食いをせず、オシッコに行きたくなる様な状況を作らないことですね(当たり前か)。
トイレに並んでいる間に当たりは暗くなってしまいました。
そして、大きな音で音楽が鳴り、数発の花火の後、女性のアナウンスが流れました。
「大曲の花火大会へ、ようこそおこしいただきました」みたいな事を言いました。
花火大会で、こういうアナウンスがあるのって珍しいですよね。
普通はせいぜい、花火のスポンサーを読み上げる程度ですから。
その後、この花火大会についての説明があり、いよいよ始まりました。
しかしまだ、私はトイレの前ですorz
ようやくオシッコも済んだ頃には、雨も殆どやみました。
そして早速、撮影を始めました。
「全国花火競技大会」というだけあり、各会社(職人)さん達の腕を競うのが目的。
それ故、構成も、通常の花火とか違いました。
各会社(職人)は、まず二発の花火を打ち上げます。
これは、ごく普通。
しかし、思いっきり目の前で見ているので、その迫力は想像以上です。
下記の動画のようなものが打ち上げられました。
そしてその後、自分達で選曲した音楽に合わせて、花火が打ち上げられます。
音楽にはミュージックビデオ(プロモーションビデオ)というものがありますが、あれを花火で行っていると思ってください。
だから、夜空に響くのは、花火の爆発する音だけではないのです。
音楽は歌謡曲、クラシック、いろんなモノがありました。
それらの音楽の抑揚、流れ、曲調にあわせて花火が打ち上げられるのは斬新です。
下記の動画は、三味線の音色に合わせて打ち上げられる花火。
下記の動画は、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲を使用した花火。
さすがのジャック・スパロウも、自分が花火で表現されるとは思いもよらなかった事でしょう。
この続きはまた次回。
●次回の記事:大曲の花火大会の感想〜第82回全国花火競技大会「大曲の花火」【3】
http://kanzaki.sub.jp/archives/001697.html
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