2008年09月10日

誰も見ていなくても・・・

【今日の試食・試飲】
●スタバのコンビニ限定シリーズに抹茶ラテが登場
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/08/22/024/index.html

スターバックス コーポレーション(本社: 米国・シアトル)とサントリーは9月9日、スターバックスブランドのチルドカップコーヒー「スターバックス ディスカバリーズ」の新たなラインナップとして、「スターバックス ディスカバリーズ 京都 (抹茶ラテ)」を東京や神奈川など1都10県のコンビニエンスストア限定で発売する。また9月23日には、沖縄を除く残りの道府県でもコンビニエンスストア限定で発売される。価格は200mlカップで210円。

上記の抹茶ラテですが、コーヒーの尖った部分をミルクの柔らかさが消し飛ばしています。
抹茶はそれほど、ドギツイ感じではありませんし、粉っぽさもありません。
スタバシリーズはどれも甘めですが、この抹茶味はクリーミーさのおかげで、甘さを少しは押さえているように思いました。
味はその程度のレベルですが、パッケージは非常に華やかで、すぐに視線が行く秀逸なものだと思います。

●明治製菓「ガルボチップス」
http://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/galbo/

12年前のガルボのCMも、広末さんがやっていたんですよね。
公式サイトで、12年前のCMを見る事ができるのですが、今見ても神がかり的な可愛いさですねえ。
そんな彼女が再びCM出演している「ガルボチップス」。
いわば、ラスクのチョコ味です。
しかも普通のラスクと違って、チョコの配分を間違えてしまったのかと思えるほど、チョコが沢山染み込んでいます。
染み込んでいるというより、チョコの中にラスクが埋まっているという感じ。
チョコが大目なので、サクサク感はスポイルされていますが、その分「甘いお菓子を食べた!!」という完食感・満腹感があります。
紙製の四角いパッケージは開封後も、上部がフタになるように細工がされています。


さて本題です。

自転車で帰宅途中、とある量販店の裏を通りました。
裏路地は細く、外灯はありません。
そんな真っ暗な場所で女性店員さんが、どぶの中のゴミを取り除く作業をしていました。
お疲れさまですと言いたくなりました。

会社で仕事をしていますと、以下のような事に出くわすかと思います。


1・印刷をしていたら、コピー機の給紙トレー内の紙が無くなった。

2・シュレッダーで書類を裁断していたら、中の紙くずが一杯になった。

3・ファクシミリの横を通ったら、沢山の受信した用紙が溜まっていた。各用紙の宛先は一人ではなく複数。しかも複数の部署。

1の場合、コピー用紙を装填しようと思ったら、横にある用紙棚に在庫が無くて、備品庫へ取りに行く羽目に・・・。

2の場合、みんな、シュレッダーのゴミ袋の交換が嫌だから、中の袋を押し詰めるだけ押し詰めるせいで袋の交換は面倒だし、更に、ゴミ捨て場へ持っていくのも重くて大変だったり・・・。

3の場合、受信したファックス用紙を手にしたものを元へ戻す訳にもいかず、あちこちの席へ用紙を置きに行くので時間を取られ、しかも自分宛の用紙は一枚も無し・・・。


仕事をしていると、物凄く地味な部分というものがあります。
しかも何気に面倒。
だから誰もやりたがらない。
そういう時、逃げずに率先して行う姿は、実に素敵です。

正直、仕事の評価にはなりません。
けれど、ちゃんと見ている人は見ているもの。

いつだったかの朝礼で、女性が話していた事を今も覚えています。
以前、役員室や会議室の灰皿(沢山のタバコが盛られている)というのは、次の日の朝まで放置されているのが当たり前でした。
そして次の日の朝、女性陣が回収し、洗って元に戻すようになっていました。

ある日の朝、その女性が灰皿を見たら、綺麗に洗って元に戻してあるのに気づき驚いたそうです。
誰かは分かりませんが、ありがとうございますと礼をしていました。

それを洗ったのは、実は私だったのですが、そうやってお礼を言われると、やはり気持ちがよいものです(そういやあの時、名乗り出ませんでした)。

それ以降、吸ったタバコは、男性陣がその日のうちに、自分達で洗う習慣になりました。
今では喫煙室が出来て、そこでしかタバコが吸えなくなりましたが、後片付けはちゃんと自分達で行っています。

誰かに感謝される為にやるのではなく、やるのが当たり前だと思えるのが普通だと、私は思っています。
でも意外と、そうしない人の方が多いんですよね。

人の心の豊かさというのはきっと、こういった場面であらわれるんじゃないかなあと思いました。

Posted by kanzaki at 2008年09月10日 20:56