2008年12月05日

「キミハ・ブレイク TOKIOの東京上から目線」〜半田健人さん大活躍【2】

前回の続きです。

●神崎のナナメ読み: 「キミハ・ブレイク TOKIOの東京上から目線」〜半田健人さん大活躍【1】
http://kanzaki.sub.jp/archives/001755.html

いよいよ最終章は、半田さん一押しの「新宿新都心」。

半田さん「今日、これをしゃべりに来たようなものですから。ここら辺は熱くいかせてもらいますよ」とテンション高めです。

新宿新都心を上空から撮影したものに合わせ、BGMはドラマ「西部警察」の主題歌。
映るビルをことごとく言いまくります。

まずは「新宿住友ビル」。

●新宿住友ビルディング - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%AE%BF%E4%BD%8F%E5%8F%8B%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0

新宿住友ビルディング(しんじゅくすみとも - )は、東京都新宿区西新宿の新宿新都心の一角にある超高層ビル。
ビルの形が特徴的で、三角形に見えることから(実際は三角形の頂点を削った六角形)、三角ビルの愛称を持つ。

半田
「中が空洞になっていて、下から見上げると、まるで万華鏡を覗いているように見えます。外から見ると中が空洞だと気付かないです」

次は半田さん一押しの「京王プラザホテル」。

●京王プラザホテル - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E7%8E%8B%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB

淀橋浄水場の再開発により生まれた新宿の超高層ビル群の先駆け的存在であるとともに、日本初の超高層ホテル。1971年6月5日に本館が開業した。高さは本館・南館(1980年11月完成)それぞれ178メートルと138メートル。客室総数1450の巨艦ホテルである。

半田
「このビルが一番好きですねえ。Z構造と言って、(上から見ると)Zの文字に薄くずれているんですけれど。ホテルのように、事務じゃないところは、割とこういう薄い構造に建てられて・・・昭和46年に完成されています」

ビルの側面をアップで映します。

半田
「この窓のアールがかかったデザインがまたね・・・今の人はこういうデザインをしないからなあ(会場爆笑)。今のデザインナーはアール調にはしないですね。直線主義ですからね。ええ」

ここのBGMは「太陽にほえろ」で刑事が殉職するところに使われるものが流れています。
それを品川祐さんが突っ込みます。

品川
「なんでBGMが死んだところなんだよ・・・」

半田
「いや、もう。西新宿のいたるところで七曲署員は殉職していますから。ええ」

そんな半田さんが愛する新宿副都心は、街全体が奇妙な構造になっています。

新宿副都心のナゾ1「道路が複雑な立体交差」

道路の下に道路が走る複雑な立体交差がやたらに多いのです。

半田
「クルマに乗られる人なら気付くと思うのですが、行きたいところにたどり着けない。遠回りしたり、地下へ入っちゃったり」

新宿副都心のナゾ2「ビルの一階へ行くのに階段を下りる」

なぜこのようになってるのか?
これには、新宿の歴史に深い関係があるのです。

画面には、現在の新宿のビル群が映されています。
その同じ構図の写真のまま、一年ずつ昔へ戻っていきます。
平成初期になると、都庁のツインタワーが消えます。
時代をさかのぼるごとに、各ビルが消えていくのですが、半田さんが昭和46年9月の写真でストップをかけます。
写真を見ますと、京王プラザホテルだけしか高層ビルはありません。

BGMは「また逢う日まで」

半田
「はい、ストップ。もう僕の中で新宿は、これが一番ベストな状態(会場大爆笑)。景観がもう、めちゃくちゃ高く見えるじゃないですか。この頃は"また逢う日まで"が流行っていてね」

写真は更にさかのぼり昭和44年7月。
ビルが何も無い更地になります。
次に、昭和33年の西新宿の写真が映し出されます。

半田
「昭和33年になりますと、もう道路も砂ですから。ご覧ください。四角い意味深なものが見えます。実はあれは、淀橋浄水場なんです」

ベッキー
「だから、ヨドバシカメラなんだ」

半田
「そうなんです。ヨドバシカメラも昔はトタン屋根のところでおじいちゃん二人がやっていてね」

昔ここは東京府豊多摩郡淀橋町と呼ばれ、明治31年から昭和40年まで浄水場として利用されていたのです。
そんな当時、浄水場だった写真に現在の写真を重ねると、区画も道路もピッタリ重なります。

かつての貯水タンクの深さをそのままいかしてビルを建て、それ以外を道路に利用したので、街全体が奇妙な立体構造になってしまいました。

半田
「(昭和44年当時の空撮動画を見ながら)、ここは昭和44年の京王プラザが建設中の貴重な・・・なんですか、この映像!! めちくちゃいいっすねえ(会場爆笑)。こうして見るとまだ、タンクの仕切りがまだ溝として残っていたり、まだ完璧に今の状態に完成されていないですね。既に道路は立体交差になっています。タンクの深さを利用したんですよ。そうすることによって現在のような素晴らしいビルの芸術って言いますか、コンクリートジャングルという言葉では冷たすぎるという(会場爆笑。ベッキーさん"熱いなあ"と漏らす)。西新宿はこうして造られました)」

ベッキー
「なんかVTRよりも半田さんが凄い!」

半田
「いいえ、とんでもありません」

国分
「昭和46年の新宿の写真が一番好きなんですよね」

半田
「あの状態が僕の西新宿の完成形なんです。僕の中では」

国分
「今、随分経っていますよね」

半田
「ちょっと経ちすぎちゃってるかな・・・」

品川
「あんなにビルが好きなのに、結局、あんまり無い方がいいって・・・」

その突っ込みに会場笑い。

ベッキー
「(国分さんにまとめを振られ)凄い知識だと思いますけれど、絶対に付き合いたくない(キッパリ!)」

半田さん、右親指をあごのところに付け無反応。
国分さんが、「円」の文字に見える日本銀行について話しを振ります。

半田
「(円の文字になっているのは)真相は結構、都市伝説的なところがあって。でも普通、建てるって言ったら設計図が出来るわけじゃないですか。それで日本銀行を造るっていうんだから、あれはもう確信犯でしょう」

国分さんが、「ららぽーと豊洲」の船を模したビルについて振ります。

半田
「あの辺りは最近、高層マンションが多いので、それで見られることを前提にして造っているようです」

国分
「なんでそんな事まで分かるの?」

半田
「今のは完全に僕の予想ですけどね」

全員、突っ込みます。
これでお終いです。

番組全体が終わり、最後に出演者が感想を語ります。

半田
「この番組で、結構貴重なVとか、そういうのが見れて良かったですよ。Vの完パケ(そのまま放送できる状態に仕上がっているVTR)素材は、いち早く貰おうと思います。ちょっとDVD見て、ズームかけて、より研究しようかなと」

ベッキー
「本当に好きなんですね」

半田
「これでまた、モテナイキャラが進行していく・・・」

いやあ、とてもゴールデンタイムの番組とは思えない濃さでした。
こういうキャラは製作側がつくったものではなく、完全に半田さんオリジナルなので、これが強みですよね。
ライバル不在ですから。
早くタモリさんと二人だけで、ぶらりと街を散策する番組を作ってもらいたいものです。

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最近、プラモデルを全く造っていなかったのですが、OOガンダム・セカンドシーズンのMSは非常に魅力的です。
下記のガンプラは買ってしまいそうです。
定価5,250円に躊躇しますが・・・。
過去の主役機ガンダムの中で一番かっこいいと思います。

●機動戦士ガンダム00 2nd SEASON 1/100 ダブルオー+オーライザー スペシャルセット プラモデル(仮称)
http://www.amiami.com/shop/ProductInfo/product_id/106835;jsessionid=1ED621F26F0BC41732A7FF55EA42963C

Posted by kanzaki at 2008年12月05日 22:13