2008年12月03日

「キミハ・ブレイク TOKIOの東京上から目線」〜半田健人さん大活躍【1】

昨日の「キミハ・ブレイク」は、「TOKIOの東京上から目線」というプログラムでした。

●TBS「バラエティーニュース キミハ・ブレイク」
http://www.tbs.co.jp/kimiha-break/

今回は、東京を上から見た映像を見ていくという内容。
なんとなく、「タモリ倶楽部」の予算を増やしたような感じ。
何人かのプレゼンターが色んな趣向で見所を紹介していくのですが、その中に半田健人さんがいました。

●半田健人 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E7%94%B0%E5%81%A5%E4%BA%BA

●公式サイト「KentoWorld」
http://www.kentoworld.com/

「仮面ライダー555」の主人公「乾巧」役でブレイクしたのですが、今では俳優業よりも、「高層ビルマニア」「70年代歌謡曲・昭和マニア」「鉄道マニア」というサブカル系の知識を武器に、バラエティー番組等で大活躍しています。

そんな彼にとって今回の企画は「水をえた魚」。
本人も番組中、「この番組は僕のためにある」と気合が入っていました。

半田さんの枠のタイトルは「東京上からビューティフル 僕の愛した美ルたち」です。
「ビル」ではなく「美ル」です(お

しょっぱなからビルについて語ります。

半田
「(新宿のビルの映っている画像を指し)この人工的な造形美。これはね、自然には無い対極的なもんですけれど、見ていくうちにだんだん引き込まれていってね。これね、だいたい新しいものという風に思いますけれど、実は昭和40年代半ばからありまして・・・」

そこでベッキーさんが「もう女性が引いていると思うんですけれど・・・」と割って入ります。

半田さん、今回の企画に本当に力を入れているらしく、スタッフとの打ち合わせを4〜5回したとの事。
「この部分でこの曲をかけてくれ」という所まで指示したそうです。

最初は、東京のランドマークを紹介。

まずは東京都台東区・上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)から。

●上野恩賜公園公式ホームページ
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/toubuk/ueno/index_top.html

この公園を上空から撮影し、どんどん移動していきます。
ずっと見ていると突然、BGMがジュリアナ東京の音楽に。

上空から眺めている地上の光景の中に、巨大な白いを発見!
のように見える建物、実は「上野水上音楽堂」でした。

●上野水上音楽堂の写真
http://www4.airnet.ne.jp/splash/kikaku/uenophoto.html

上記サイトにある建物の写真を見ると分かるのですが、グレーの渦巻き状の建物があります。
そこがステージになっており、状の部分は客席。
その客席の上に、後付で雨対策を行ったものがのように見えるのです。

次のランドマークは、東京駅。
この近辺も沢山のビルが、上空から見えます。
以前は茶色いビル「東京海上ビル」しか無かったそうです(1974年に建てられました)。

品川祐さんが、「こうやって見ると最近、屋上緑化が多いね」とコメント。
するとすかさず半田さんが、「あれは緑化というのもありますが、ヘリポートの緑もありますね」と補完します。

画面は東京駅上空から移動し、とある所で旋回します。
その場所を上空から見ますと、「円」という漢字に見えます。
こちらは「日本銀行」です。

●日本銀行
http://www.boj.or.jp/

wikiによりますと、「本店本館は1974年(昭和49年)に国の重要文化財に指定された。また、これは上空から見ると『円』に見えることで有名」とあります。

半田
「(円に見えるのは)偶然らしいのですが、何かの策略を感じてしまいますよねえ。東京駅と同じ建築家なんですよ」

場所を変えまして、次は「東京都江東区・豊洲」です。

半田
「今、急ピッチで開発が進んでいます。物価が高騰しきる前にマンションを押さえていただきたいものですねえ」

まずは「アーバンドック ららぽーと豊洲」です。

●アーバンドック ららぽーと豊洲
http://toyosu.lalaport.jp/

半田
「上から見ると面白いんですよ。ちょうどあの、へこんでいるところがあるじゃないですか。あそこはドックと言って、昔、船を造っていた名残。その形を残して、尚且つ、ボートが4隻とまっているように見えませんか?」

ららぽーとの「コの字型」になっている建物の内側に、船の形をしたビルがくっついています。

半田
「中に入ってしまうと普通のショッピング施設なんですが、上から見ると実は船の形をしてて港ということを・・・。これは上から見ないと気付かないです」

次は「東京都練馬区」。
練馬といえば"としまえん"

●としまえん公式ホームページ
http://www.toshimaen.co.jp/index.html

半田
「なんで"としまえん"と言うと、ここには昔、練馬城がありまして、主がとしまさんだったんです。その跡地に造ったことから"としまえん"」

場内の「ウォータースライダー」を上空から見ると、人間の腸みたいな感じになっています。
これには全員驚きの声。
この上空からの写真をCMに使ったほうが客が入るね、と言っています。

次のコーナーは「団地」(汗
ますます半田ワールドになっていきます。

昭和建築の象徴と言っても過言ではない「団地」。
その団地を上から見てみると、先人達の知恵と仰天の歴史が見えてきます。

まずは、「埼玉県草加市・松原団地」です。

●松原団地 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%8E%9F%E5%9B%A3%E5%9C%B0

半田
「松原団地と言えば昭和37年当時、東洋最大規模と言われてました。(団地の中にある野球場を指し)野球場と比べてもらうと分かるんですが、これは東京ドームに例えると、なんと9個分なんですね。総戸数が6,000という事で、相当な人数がいます」

各建物は屋上が茶色で、側面がベージュ色。
上空から見ると、建物がカステラのように見えます。

直方体の初期の形から、じょじょに工夫されてきて、「変形団地」が昭和40年代にかけて見る事が出来ます。
例えば立方体のもの、くの字に曲がったもの(土地の有効利用と日当たりを追求した結果)、Vの字になったものがあります。

次に東京都墨田区の川沿いを見ますと、「白鬚東団地」があります。
これが物凄く長い団地なのです。
団地と団地を繋げ続け、なんと全長1kmもあるとか!
災害時には防火壁の役割を担うそうで、反対側の住宅側には、シャッターまで付いているそうです。

次は、「東京都江東区・南砂」。
ここにも個性的な団地があります。
真ん中で鏡を映したかのように境界線を境に、手前側と反対側の建物が、対称になるように建てられています。
記号で表すと、「∞」に横一文字を引いた感じかな。

この団地の凄いところは、中に学校(南砂小学校)がある事です。
ベッキーさんが「近いなあ。遅刻しなくていいなあ」と言うと、半田さんは「いや、近い人ほど遅刻するんです、こういうのは。僕の実体験です」と反論。

いよいよ最終章は、半田さん一押しの「新宿新都心」。

続きは次回に書きます。

●神崎のナナメ読み: 「キミハ・ブレイク TOKIOの東京上から目線」〜半田健人さん大活躍【2】
http://kanzaki.sub.jp/archives/001756.html

Posted by kanzaki at 2008年12月03日 22:14