2009年02月14日

新潟地区限定発売「日清 新潟ラーメン 燕三条しょうゆ」

以前、日清食品から「幻の新潟ラーメン かも屋」なる商品がリリースされていました。

●日清食品×新潟Komachi 幻の新潟ラーメンかも屋
http://www.week.co.jp/kamoya/

その後「幻の新潟ラーメン かも屋 最終章」なんてものまでリリース。
そしてつい最近ですが、日清が再び、ご当地ラーメンをリリースしました。

●日清 新潟ラーメン 燕三条しょうゆ|製品情報|日清食品
http://www.nissinfoods.co.jp/product/p_2040.html?new=1

・日清 新潟ラーメン「燕三条しょうゆ」

新潟燕三条のご当地ラーメン
魚介系のダシが効いた濃厚醤油ベースのスープに大量の背脂、また燕三条地区ラーメンの特徴である幅と厚みのある太めんに玉葱のトッピングも忠実に再現しました。
この製品は新潟地区限定発売です。

希望小売価格 270円 (税別)
内容量(めん量) 123g(65g)
発売日 2009年02月
JANコード 4902105205945
荷 姿 270円×12食

今、新潟のコンビニでは、このカップラーメンが大量に販売されています。
さっそく、インスタントなのに270円もするこのラーメンを購入、試食してみました。

そもそも、「燕三条しょうゆ」とはどんなラーメンなのかを最初に説明しておきます。

●燕三条系ラーメン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%87%95%E4%B8%89%E6%9D%A1%E7%B3%BB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3

・燕三条系ラーメン(つばめさんじょうけいラーメン)とは、新潟県の県央地域(燕市・三条市)を中心に作られ、親しまれているラーメンの総称。

・麺はうどんと見間違えてしまうほどの極太麺を使用。煮干しなどの魚介類の出汁が効いた、やや醤油味の濃いスープに、丼から湯気が上がらないほどに大量の豚の背脂が掛けられるのが特徴。長ネギの代わりに玉ネギのみじん切りが薬味として使用される店も多い。また乗せられる背脂の量に応じて、「大油」・「中油」とメニューが区別されている店舗もある。地元では、杭州飯店以外のラーメンを背脂チャッチャ系と呼ぶこととしている。

・元々は燕市の「福来亭」が、周辺の洋食器や金物の工場への出前の際に要求された、
力仕事が多く、高温での作業環境が多い工場労働者向けに塩辛いスープで(やや醤油味が濃い)、
不規則な労働時間で時間が経っても伸びにくく(極太麺)、
冷めにくく、また単にしょっぱいだけではないまろやかなスープ(背脂で覆う)
ラーメンを作ったということが始まりとされている。やがてこのスタイルが冬場の積雪も多い同地区で広く受け入れられることとなり、定着していった。

ラーメンに背脂をかける事で、出前のラーメンを冷めにくくする工夫がされており、しかも雪国の肉体労働者向けに味付けされているのが面白いですね。
この場所だからこそ出来上がったラーメンです。

さて、今回のカップラーメンは、どれぐらい再現しているでしょうか?

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具は殆どありません。
だから見た目は寂しいですね。
ただし、チャーシューが一枚入っているのですが、これは割かし厚みがありました。
レトルトならばともかく、乾燥させたものの中では美味しい部類だと思います。
トッピングは他に、ちょっぴりの玉葱。
少ない割には、香りはちゃんと効かせていましたよ。

麺は、ゴムのような弾力があります。
割かし太目で平たいです。
ツルツル、プリプリした感じを喜べる人が多いことでしょう。

新潟には多い魚介系のスープです。
とんこつのような強い臭みはありませんし、「魚」を強く前面に出すほどではないので、魚介系が苦手な人にも抵抗が無いと思います。
そして最大の特徴である背油を沢山使用。
この瀬油が、独特のトロミを演出してくれます。
背油というより、オリーブオイルのトロミを連想してもらった方がよいかも。
胃腸が弱く、脂っこいスープが苦手な私が、何故か全て飲み干してしまいました。

カップに写っている見本のような感じには完成しませんorz
思いっきり背油で覆い尽くされていますから、カメラで撮影してみると、食べかけのラーメンにしか見えませんね。

沢山の具による演出がありませんので、派手さは全くありません。
しかし、シンプルながらも、燕三条系ラーメンを真面目に再現する努力を感じ取れますよ。

新潟でしか手に入らないカップラーメン。
本物の燕三条系ラーメンと比較してみる価値はあると思いますので、新潟の人達は是非、食べてみてください。


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●「相棒」アンコール上映スピンオフ公開で
http://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/news/f-et-tp1-20090214-460621.html

昨年5月に公開され約45億円の興行収入を記録した映画「相棒−劇場版−」(和泉聖治監督)が21日から全国30以上の劇場でアンコール上映されることが決まった。
3月28日公開のスピンオフ映画「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」(長谷部安春監督)との関連性も意識したもので、どちらも劇中設定が東京ビッグシティマラソンとなっている。「相棒」で杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)が事件を解決する一方、米沢守(六角精児)は別の事件に巻き込まれる。

再上映をする手法は、連作モノだと割かし昔からやっていますよね。
今回は果たして、どれぐらいのヒットとなるか見ものです。
スピンオフですから、制作費等は抑えているのでしょうかね。
原作の小説版は評判が良いですから、口コミで観客動員数が少しずつ上がっていく形になると嬉しいです。

●静岡、小田原などで夏日 観測史上最高100カ所以上
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009021401000138.html

日本列島は14日、北海道付近の低気圧に向かって南から暖気が流れ込み、全国的に気温が上昇、3月から7月並みの暖かさとなった。静岡市や神奈川県小田原市などで気温が25度を超える夏日となるなど、2月の観測史上最高を記録する地点が午後3時現在で全国100カ所以上に上った。気象庁は積雪の多い地方はなだれや土砂災害に注意が必要としている。

新潟の地元新聞紙夕刊でも取り扱っていました。
県内は14日朝、日本海上を東に進んだ低気圧に南から暖気が流れ込んだ影響で、上越地方の一部で6月上旬から中旬並みの暖かさになりました。
糸魚川市で午前1時半すぎに2月としては観測史上最高の23.6度になりました。
柏崎市も午前1時に17.9度。
私の住む新潟市中央区では朝4時半ごろに15.5度を記録。

この低気圧から延びる前線の影響で強風が吹き、午前8時に最大瞬間風速として、新潟市西蒲区で25メートル、佐渡市両津で23.5メートルを記録。
その為に電車は速度を落として運行、佐渡汽船は新潟〜両津間のジェットフォイル2便を欠航。

私が寝ている間に凄い事になっていたようですね。
出勤の際、別に極端に暑くも寒くもありませんでしたし、強い風も感じませんでした。
日中、新潟市は雨雲が多かったですが、それなりに明るい日差しは見えました。
しかし、とても暑いという訳ではありません。
だからニュースを見て、驚きましたよ。
しかも、太陽が沈んでいる夜中ですからね。

新潟市内は先月、それなりに沢山の雪が降った時もありましたが、全体で見ればやはり暖冬でした。
一番寒いはずの2月が、割かし穏やかな日々ですしね。
来週から再び雪になりそうですが、まあそれほど大変な思いはしないで済むと予想しています。

今日は、バレンタインデーのチョコを頬張りつつ、熱いコーヒーと一緒にいただき、のんびりした夜を過ごしたいと思います。

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Posted by kanzaki at 2009年02月14日 21:03