2009年07月15日

金沢市の日本庭園「兼六園」を訪れる(1)

長年、神ナナをご覧になられている方々ならばお分かりの通り、例年、この時期は仕事が忙しく、なかなか更新できずに申し訳ありません。
大分、落ち着いてきましたので、今後は大丈夫だと思います。

さて先日なのですが、石川県金沢市にある有名な日本庭園「兼六園」を訪れました。

●兼六園ホームページ
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/

●兼六園 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%BC%E5%85%AD%E5%9C%92

兼六園(けんろくえん)は、石川県金沢市にある日本庭園。広さ約3万坪、江戸時代を代表する池泉回遊式庭園としてその特徴をよく残している。国の特別名勝に指定されている。岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と並んで、日本三名園の一つに数えられている。 金沢市の中心部に位置し、旧百間堀を道路とした百間堀通り(百万石通り)を橋で渡ったところの石川門から、金沢城を復元中の金沢城公園へと続いている。


デジタル一眼レフカメラを所有して何が変わったかと言いますと、思ったら即実行する行動力だと思います。
自分の住む街を撮り続けている私ですが、市内から県内、そして遂に県外でも撮影するようになりましたよ。

この前の日曜日は、天気予報ではあまり良くないとの事でしたが、お昼からは真夏かと思うほど天気が良くなり、撮影するには抜群の状態となりました。
私以外の同行者は写真撮影をする人達ではないので、私一人がはしゃぎ回り、走り回り、そしてカメラで撮影をしていました。
一つ一つの場所を自分の撮影ペースでゆっくりと回った訳ではないのですが、なんだかんだで1,000枚以上は撮影していましたよ。
おかげで次の日は一人だけ筋肉痛でしたorz

金沢駅周辺をクルマで走っていて思ったのは、道路が格子状に整備されていない事です。
グニャグニャと道が交差しています。
昔、城下町は相手に攻められにくいようにしていたからでしょうかね。
ナビで道順は分かっていても、実際に右折や左折する際に戸惑う箇所が幾つもありました。

駅周辺の街の作りは、とても懐かしい印象でした。
昭和時代の新潟市古町(新潟の繁華街です)を思わせます。
お店そのものは今時な感じのものばかりなのですが、ビルが古いせいで懐かしく感じたのかもしれません。
そういや、「渋谷 SHIBUYA 109」と同じ建物があったのには驚きました。

●KOHRINBO109 - 香林坊109
〒920-0961 石川県金沢市香林坊2-1-1 TEL 076-220-5111
http://www.kohrinbo109.com/

繁華街を抜けて兼六園周辺へ行きますと、急に落ち着いた空気が流れます。
観光地や避暑地的と言いますか、歴史的風情があると言うのでしょうか。

さて、問題は駐車場です。
一応、事前に調査はしておきました。
一番の穴場は、兼六園の右斜め下方向にある厚生年金会館向かいの駐車場。
石川県石引駐車場と言うのですが、1日500円というリーズナブルな価格となっています。
そんなに混まないと聞いていたのですが、残念ながら満車でした。
少し先へ行きましたところ、コインパーキングを発見。
兼六園の入り口の目の前だったので助かりました(幾つかある入り口のひとつなのですが、名前は分かりません)。
確か1時間400円以上はしたかと思うのですが、その時の精算額が1,200円でした。
写真を1,000枚以上撮ってこの程度ですから大した事はありません。

入園料300円を支払って入りますと、美しい庭園の前に、とても良い光景を見る事が出来ました。

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この美しい庭園を整備している方々です。
清掃や手入れ等をする人は、その綺麗になった場所と同じぐらい美しいだと私は思います。
直接、お話しした訳ではありませんが、作業をしている方々に感謝をして庭園内へ入っていきました。

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なんだか、ミニチュアみたいな写真になっちゃいましたね。
(中心部分だけはっきりと写し、その他をぼやかすと、ミニチュアを撮影したかのようになります)

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これは「明治記念之標」。
お台場の巨大なガンダムとは比較になりませんが、それでも台座を含めると相当な大きさです。
この場所で観光客を沢山見かけました。
その観光客ですが、本当に国際色豊かでしたよ。
明らかにアメリカの方と分かる人は勿論の事、会話を聞かなければ気付かない程、韓国や中国の人も大勢いました。
やはり、日本の美しさを堪能できる場所故にそうなるのでしょうかね。

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上記は「霞ヶ池(かすみがいけ)」。
兼六園のほぼ中心部に位置する、園内で最も大きな池。
面積は約5800m2、深さは最も深いところで1.5mあります。
栄螺山、内橋亭、徽軫灯籠、虹橋、唐崎松、蓬莱島などの名勝がこの霞ヶ池の周辺に配され、廻遊しながら四季折々の庭景を楽しめるよう配慮されています。

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上記はお馴染み「徽軫灯籠(ことじとうろう)」。
霞ヶ池の北岸に配された兼六園を代表する景観です。
徽軫灯籠は足が二股になっていて、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているのでその名が付いたと言われています。
この灯籠は水面を照らすための雪見灯籠が変化したもので、高さは2.67m。
かたわらのモミジの古木、曲水に架かる虹橋と一体となって優れた風景を醸し出しています。
有名なのでどんだけ凄いものかと思っていましたら、とても小さいんですよね。
しかも池の隅っこの方なので、あまり目立たないです。

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シイタケのような物体等のある場所は「栄螺山(さざえやま)」。
13代藩主・斉泰(なりやす)が霞ヶ池を掘り広げたときの土を利用してつくった築山。
高さ9m、周囲約90mで、山頂に「避雨亭(ひうてい)」と呼ばれる御亭(おちん)を配しています。
頂上へ登る道は、時計回りでぐるぐるとうずを巻き、まるで栄螺の殻を思わせることからこの名が付きました。
ぐるぐる回って頂上から庭園を撮影しようと思ったのですが、木々が邪魔で出来ませんでしたorz

今日はここまで。
次回へ続きます。

・・・それにしても今回、いつもと違って本当に単なる風景写真になっていますねorz
風景写真というより、記録写真か。
フォトショップでの加工も一切していないし、誰でも撮影できるような写真ばっかり。
次回は自分らしい写真を掲載してみたいと思います。

●次回の記事: 金沢市の日本庭園「兼六園」を訪れる(2)
http://kanzaki.sub.jp/archives/001893.html

Posted by kanzaki at 2009年07月15日 19:12