2009年10月04日

2009年トキめき新潟国体〜ニコンF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)を使ってみる【1】

この前、ニコンの純正望遠ズームレンズを買いました。

●AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF) - オートフォーカスニッコールレンズ | ニコンイメージング
http://www.nikon-image.com/jpn/products/lens/af/fx/zoom/af-s_vr_ed_70-300mmf45-56g_if.htm

値段と性能の折り合いが丁度良く、アマチュアには十分すぎるレンズです。
販売から随分経過していますが、ネットでの評価も高く、今でも売れていますね。

手ブレ補正機能がレンズに内蔵されているのですが、レンズの中でモーターやら何やらが動く音や振動が伝わってきます。
私が以前から所有している18mm-105mmのレンズも手ブレ補正機能が付いていますが、こんなに補正の為に動きまくったりしません。
やはり望遠ゆえなのか?

望遠レンズを試すのによい機会がありました。
それは、新潟で行われている国体です。

●2009年 トキめき新潟国体 トキめき新潟大会
http://www.tokkikki.jp/

普通の人が観戦しに行けるのは本日・日曜日ぐらいです。
丁度良い事に天気も快晴。
見に行くにはもってこいの日になりました。

いろんな場所で様々な種目が行われていますが、私は「東北電力ビッグスワンスタジアム」へ行き、陸上を観戦してきました。

普段はサッカーの試合によく使われている場所ですが、実はここの陸上トラックは、国内初の国際陸上競技連盟(IAAF)のクラス1認証を受けた場所でして、将来的には、国際規模の大会を開催することも出来るようになりました。
現在、日本でクラス1認証を受けている陸上競技場は、東北電力スタジアム、長居スタジアム、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場の3つしかないんですよ。

今回使用した「AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm」という望遠ズームレンズは、私が使用しているニコンD90のようなDXフォーマットデジタル一眼レフカメラの場合、35mm判換算で約105-450mm相当の撮影画角に相当します。
だから、このレンズを反対側の観客席へ向けて撮影すると、はるか彼方の場所にいるのに、相手の顔が認識できてしまいます。

今年の春、この場所で行われたサッカーの試合を観戦した際は、18mm-105mmのレンズを使用したのですが、選手を撮影しても米粒ぐらいの小ささでしか撮影できませんでした。
しかし今回は、このレンズのおかげで余裕で撮影ができますよ。
この画角の望遠レンズでありながら、それでもまだ手持ちが出来る大きさ、重さですし、さらに手ブレ補正機能のおかげで、どんどん攻めるように撮影ができましたよ。
三脚が無くても、気楽に望遠撮影ができるのは、やはりありがたいです。
一応、三脚も持って行きましたが、一度も使いませんでした。

国体の陸上競技を観戦するのに、入場料はとられませんでした。
また、観客席はエリアごとに柵はあるものの、柵にある出入口は開放されているので、ぐるっと一周を歩いて回ることが可能でした。
ただし、撮影禁止エリアが沢山あり、実際に撮影できる場所は限られていました。

私が行ったのは14時過ぎ。
棒高跳、走高跳、三段跳、400m走、800m走、リレー等をおこなっていました。

ちょうど目の前で棒高跳を行っていたので、主にこの種目を撮影していました。

kokutai01.JPG

確かこの人が優勝者だったと思います。
跳んだ先の方に沢山のカメラマンがいますし、観客席からの応援等、いろんなプレッシャーがある中、人間の背丈の何倍もの高さを舞うなんて、本当に凄いなあと思いました。

kokutai02.JPG

スタジアムの反対側から撮影してみました。
物凄く高い場所まで跳んでいることが分かりますね。

Posted by kanzaki at 2009年10月04日 22:02