2009年11月21日

「おひとりさま」志向が高まっている今日この頃

今回の「ロケみつ」のオープニング

ローラ・チャン「亀田製菓のみなさん見ていますか? 私ハッピーターン毎日食べてますよ」

八光「チャンちゃん。先週は新潟県知事のことをいじったと思ったら、新潟県の優良企業 亀田製菓!  どうでもいいけど、新潟だけちゃうから。流れてるの。毎回、新潟にピンポイントでいっても・・・。次回大変やで。毎回ハードルあげていってるから。スタッフを今日見たら、目にクマ作っていたから」

●亀田製菓株式会社
http://www.kamedaseika.co.jp/

ちなみハッピータンのパッケージが新しくなり、新キャラクター「ハッピー王国のターン王子」が登場しました。
やはり、「俺のターン!」が口癖なのでしょうか?
毎年、亀田製菓の株主総会へ出席しているのですが、株主には特別に、ハッピーターンのあの謎の粉を一袋ほしいものです(総会へ出ると、お菓子の詰め合わせをもらえます。大きな袋には、ポタポタ焼きのおばあちゃんが描かれています)。

さて、次回はどんな新潟ネタが出るやら。
亀田製菓繋がりならば、この会社の商品なのに、何故か新潟でしか販売されていない「サラダホープ」を取り上げたら、相当な新潟マニアですな。

みかづきのイタリアン、ポッポ焼き、笹団子が登場するのも間近かな?
関西の番組なのに、新潟ネタ連発のロケみつ・・・・・・恐ろしい子!

ロケみつの番組内で、新しい企画が始まりましたね。

●香り松茸味しめじ 力合わせてキノコ採り トリオでマリオブログ旅
http://www.mbs.jp/888/blogmario/

三人の芸人が力を合わせて、ファミコンのスーパーマリオブラザーズをクリアするというもの。
しかも、コントローラの十字キー、Aボタン、Bボタンの各分担を決めた上で、3人が協力しながら一つのコントローラを操作してプレイするというアホな企画。
新潟でのオンエアの際は、CMで「ニュー・スーパーマリオブラザーズ・Wii」が流れておりまして、非常にタイムリーな企画だなあと思いました。

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「おひとりさま」志向が高まっていると新聞に書かれていました。
旅館や飲食店側も、一人で来たお客様にリラックスしてもらえるおもてなしを考えています。
例えば、新潟県糸魚川市姫川温泉の「ホテル国富翠泉閣」もそのひとつです。


●新潟県 温泉 旅館 糸魚川市の姫川温泉 ホテル國富 翠泉閣 公式ホームページ
http://www.kunitomi.co.jp/


こちらでは、一人客のリピーターの要望に応える形で2003年から、ひとり旅プランを始めました。


●ひとり旅プラン
http://www.kunitomi.co.jp/yoyaku/yoyaku/yoyaku.cgi?plan=15
リラクゼーションルームで心から寛ぐ休日「女の一人旅」
女のコ特典もついて「女性の一人旅」通常客室タイプ
せっかくだから温泉旅館に泊まりましょ! 「夜はのんびりビジネスマン」
私へのご褒美 「寛ぎの一人旅」 貸切風呂でまったりと・・・スタンダードな旅を!
私へのご褒美 「寛ぎの一人旅」 貸切風呂でまったりと・・・スタンダードな旅を!


時間を気にせずゆったり過ごしてもらうため、チェックアウトが通常よりも2時間遅い正午に設定されているのも工夫の一つですよね。

ホテルと違い旅館は、一人で利用しにくい印象があります。
昔だと、文豪が執筆活動の為に一人で宿泊するならばともかく、大抵は「自殺」の為に一人で来たと思われたりしたものですからね。
でも今ですと、繁忙期はともかく、それ以外の時期ならば旅館へ問い合わせてみると、受け入れてくれるところもあるそうですよ。

また、新潟交通では一人利用に限定した会員旅行プラン「おひとりさま倶楽部」なんてものもありますよ。
2006年からスタートさせたの企画ですが、宿泊は必ず一人一部屋。
移動バスは二人掛けの椅子にできるだけ一人で座れるように配慮しています。


●バスツアー・旅行サイト 新潟交通のくれよん
http://www.niigata-kotsu.co.jp/crayon/


当初300人程度だった会員も現在では1,000人にまで増えており、今後も増加が期待できそうだとの事。

さて、ドラマのタイトルにも使われている「おひとりさま」。
一人を満喫する30〜40代の自立した女性を指すイメージがありますが、誰にも邪魔されずに余暇を楽しむ人は年齢、性別を問わず増えています。

新聞のインタビューを受けていた50代の女性コピーライターは、「一人は大人の休憩時間」と言っています。
もちろん、仕事仲間や友人と過ごすことも大切だと肯定した上でなのですが、自分の心を見つめる時間は大切だとしています。
そして、自分が何をしたいのか表現できる「個」を大切にする感覚の人が、普通にいられる社会を望んでいます。
また、自分がしたいことを実行することと、わがままとは違うとも語っています。

お年寄りの孤独死とか、不安をあおるようなニュースも多いこのごろなのですが、一人というものを肯定され始めているのを確かに皮膚感覚で感じるこの頃です。
決して一人を賞賛したり、多人数で行動をするのを否定するのではなく、あくまでも生活の一コマとして当たり前になっている感じ。
一人でなくてはできない事もありますし、他人を頼らずに色んな事にチャレンジすることによって、他の人達と共同して作業する際に役立ったりもします。

一人にも色々とあって、上記のような旅館やホテルを利用して旅行するような人は、沢山の経験・体験をし、勉強などにも力を入れているアクティブな人です。
こういう人は、他の人と一緒でも楽しく過ごせるし、相手も好意を持ってくれます。

問題は、「あ〜、面倒くさい」が口癖になってしまっている人です。
時間があっても何もしない人。
何かに興味がある訳でもないので、知識・経験に乏しくて、話していても得るものが無い面白くない人。
語る事が、テレビやネット関係ばかりの人。
こういう人は、一人であろうと集団であろうと駄目でしょう。
人生を無駄にしてしまっているように思います。

私は他人との会話で好きなのは、テレビやネットにある派手な情報ではなく、本人が身近に感じた体験談です。
そういう意味では最近、小さいお子さんを育てている真っ最中の女性との会話が面白いです。
旅とか趣味の経験とは一味違い、本当に身近な経験であり、予想外の連続、そして逃げることは出来ませんから努力して解決する様は、聞いている私も面白いです。
子育ての話しと言うと、愚痴が多そうなイメージがありますが、全くそうではありません。
誰かによってプロデュースされた世間一般のレジャーなんかより幅広い内容となっております。
これは別に、独身だからとか、既婚だからとかそういう意味ではなく、日々何かに一生懸命になっている姿だからこそ賞賛されるのだと思います。
「あ〜、面倒くさい」が口癖の人には出来ない事です。

連休真っ最中の方も多いと思いますが、天気を言い訳にせず、たとえどんな小さい事でもいいから自ら何かをやってみるのはいかかでしょうか?
「おひとりさま」は、アクティブな人の代名詞だと思う今日この頃です。

Posted by kanzaki at 2009年11月21日 21:01