2010年01月06日

映画「オーシャンズ」にて、新潟県佐渡島沖で撮影されたコブダイが登場します

1月22日から「オーシャンズ」というドキュメンタリー映画が公開されます。
海に住む生き物たちの貴重な生態を撮影したもので、制作費が70億円もかかっています。

海外の映画ですが、日本でも新潟と島根でロケがされています。

新潟県佐渡島の沖合では、「コブダイ」が撮影されました。
コブダイは、頭部の上下に大きなコブ状の膨れがある異様な顔立ちです。
子供の頃はメスなのですが、卵を産んで50センチ以上に成長するとコブが張り出し、オスに性転換するという不思議な生き物です。

コブダイがどんな生き物かは、下記の動画をご参照ください。

撮影のコーディネートは、佐渡ダイビングセンターの方々がされたそうで、来週13日には撮影協力者ら関係者を対象にした試写会が開かれます。

二匹のオスのコブダイが、縄張り争いで威嚇しあうシーンをテレビで見たのですが、見た目のインパクトも凄いので、非常に印象に残りました。

みなさんも機会があれば、ご覧ください。


●映画「オーシャンズ」オフィシャルサイト
http://oceans.gaga.ne.jp/
公式サイト内のトレイラーにも、コブダイの姿が映し出されています。

●ダイバーに人気「佐渡の弁慶」映画デビュー
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/entertainment/20091231-567-OYT1T00097.html

世界約50か国で1月22日から順次公開される海洋ドキュメンタリー映画「オーシャンズ」で、新潟県佐渡島沖にすみ、ずきんをかぶった武蔵坊弁慶のように頭のこぶが大きく張っていることから「弁慶」の愛称でダイバーらに親しまれるコブダイがスクリーンデビューする。

●佐渡観光協会事務局ブログ » オーシャンズ - 佐渡の旬の観光情報を出来るだけお知らせします。
http://sandoclub.angry.jp/sando/blog/hira/?tag=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%BA

●「オーシャンズ」で驚異的な撮影に挑んだ、唯一の日本人カメラマンに直撃! - Ameba News [アメーバニュース]
http://news.ameba.jp/mhollywood/2010/01/55297.html

「WATARIDORI」のジャック・ペラン監督とジャック・クルーゾー監督のコンビが、製作費70億円をかけ海の神秘を描いたドキュメンタリー「オーシャンズ」が公開される。世界中で未知の映像を捉えた驚異的な撮影に日本人としてただ1人参加したのが、海洋カメラマンの奥村康氏だ。
「オーシャンズ」への参加は、かつて一緒に仕事をしたスタッフからの紹介がきっかけ。最初はムラサキダコのメイキングを担当、その上がりが気に入られ本編も撮影することになり、佐渡のコブダイ、仏領グアダループのマッコウクジラなども担当した。

Posted by kanzaki at 2010年01月06日 07:04