2010年11月02日

ファミリーマートのメロンパンラスク&ロビンソン・クルーソーのプラス思考

新潟市内では本日より、各ファミリーマートにおいて「メロンパンラスク(130円)」が発売されました(他県は先月から発売されているようです)。

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※iPhone4+モノ撮りカメラで撮影

メロンパンをスライスし、砂糖をかけてサクサクとした食感に焼き上げたラスクです。
メロンパンの味はさほどしませんが、カリカリ・ザクザク感、そして砂糖のジャリジャリ感が凄いです。
この食感だけで買いですよ、奥さん!
食べると、砂糖の粉が沢山落ちますので注意。

ネットで調べたら、メロンパンラスクというのは既にジャンルとして確立されており、ネット通販で色々と売られていました。
小岩メロンパンラスク蔵王高原のメロンパンラスク等があります。

しかし、コンビニで手軽に買えるのが、今回の商品の強み。
メロンパンを縦に切っているので、切った断面が場所によって形が違っており、それもまた面白い。

ファミマは何故か昔から、多彩なメロンパンのバリエーションを販売してきております。
私も殆ど食べてきましたが、これが一番だと思います。
騙されたと思って、一度ご賞味ください。
今年最後のコンビニヒット商品になると思います(褒め過ぎか?)。

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●ロビンソン・クルーソー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%BC

ロビンソン・クルーソー(Robinson Crusoe)は、ダニエル・デフォー(1660-1731年)の書いた小説の主人公。また小説の題名の略称である。主に第1作を指して『ロビンソン漂流記』などともいう。

1719年に『ロビンソン・クルーソーの生涯と奇しくも驚くべき冒険』(The Life and Strange Surprising Adventures of Robinson Crusoe)が刊行された。ロビンソンの誕生からはじまり、船乗りになり、無人島に漂着し、独力で生活を築いてゆく。この無人島には時々近隣の島の住民が上陸しており、捕虜の処刑及び食人が行なわれていた。ロビンソンはその捕虜の一人を助け出し、フライデーと名づけて従僕にする。28年間を過ごした後、帰国するまでが描かれている。(第1部)

ロビンソン・クルーソーは架空の人物であるが、実際に無人島で生活したスコットランドの航海長アレキサンダー・セルカーク(Alexander Selkirk) の実話を基にしているといわれる。

新潟医療福祉大学の学長・山本正治さんの寄稿文を読みました。
山本さんは少年時代、「ロビンソン・クルーソー漂流記」が好きだったそうです。

仕事でたまたま、南米チリの大学と共同研究をすることになり、その際、ロビンソン・クルーソーの島がチリにあることを知りました。
そして実際に、その島へ行ってきたそうです。

帰国後、再び小説を読み返してみました。
大人になってから読んで気づいたのが、ロビンソンのプラス思考です。
ロビンソンはバランスシートのように不幸と幸せを書き出し、いつもプラス思考で行動していたのです。

・孤島に漂着し、救出される見込みなし VS 他の者は遭難したのに自分だけは助かったことに感謝

・着るものもなく惨めである VS 船が浜辺近くで座礁したので必要なものを運び出すことが出来、これだけあれば生涯大丈夫

ロビンソンが28年間も孤島で、精神を病むこと無く過ごせた理由は、ここにあったのです。
この小説の著者デフォーは産業革命直前のイギリス国民に、激動する変化を乗り切るヒントをこの小説に込めたのではないかと考えています。

山本さんは最後に、100年に一度の不況を体験し激動の中にいる日本が乗り切るためにも、プラス思考で行動したロビンソン・クルーソーに学ぶべき事が多々あるのではないかと語っています。

なるほど、なるほど。
人間というのは喜怒哀楽を表現する生き物です。
勿論、その喜怒哀楽は、何かの事象に対しての反応です。

その事象というのは「事実」です。
目の前に起こった事は、紛れもない現実。
しかしそれに対して、人によって感情・反応が違ってきます。

例えば、水嶋ヒロさんがポプラ社小説大賞を処女作「KAGEROU」で受賞した事は「事実」です。
そのニュースに対しての反応は人それぞれです。

・イケメンで、高身長・高学歴、スポーツ万能。病気を患った彼女を見捨てずに結婚。今まで携わったドラマ・映画は大ヒット。更に今回の受賞とは、たいしたもんだねえ。

・話題が先行してばかり。これって、出来レースなんじゃないの?

・批判するのは簡単だが、今はやめておこう。まずは、実際の作品を読んでからだね。いつ発行されるの?

・さすがは、仮面ライダーカブトこと「天の道を往き、総てを司る男」天道総司。
天道語録に「まずい飯屋と悪の栄えた試しはない」「本物を知る者は偽者にはだまされない」「手の込んだ料理ほどまずい。どんなに真実を隠そうとしても、隠しきれるものじゃない」とかあったなあ。

・お前はいいよなあ・・・。今、誰か俺を笑ったかぁ? どうせ俺なんか・・・。俺と一緒に、地獄に落ちよう。


なんか最後、矢車さんが出てきてしまいました(汗
とにかく、人によって捉え方は違うもの。
同じ事実でも、捉え方なんて変わってきてしまうのです。

ロビンソンは幸せと不幸せを書き出して精神を保ちました。
現実の仕事では、まず最初に「事実」と「感情」を分ける作業をした方が良いかもしれません。
そうしないと、方向性を間違ってしまうからです。

「何故自分はこの事に対して、イライラしてしまうのだろう」と考えたら、事実を書き出して、その事実の中で、どこにそういった感情を湧き上がらせる原因があるかを調べます。

原因を突き止めたら、その感情と相対する考えを自分の中で提案してみる。
逆の方向から見つめた考えは、実は自分にとって望ましい解決方法に繋がるかもしれない。

怒りとか負の感情は、人を熱く動かす原動力になる時もあるけれど、大抵は周囲に迷惑をかけてしまうだけのもの。
自分自身がそうなっている時は気づかないけれど、他人がそうなっているのを見ると、反面教師に感じます。
会社は学校と違って何かを教えてくれるわけじゃないけれど、実践だからこそ学べる事は沢山あります。

簡単にプラス思考になれたら良いけれど、実際の仕事等では、なかなかそうもいきません。
事実と感情がリアルタイムで進行しているからです。
だからこそ、事実把握が大切で、それが大前提にあれば、冷静に物事を考えられるのではないかと思います。
それを繰り返していけば、プラス思考も身につくのではないでしょうか?

Posted by kanzaki at 2010年11月02日 21:58