2011年03月10日

3月3日は「上巳の節句(じょうしのせっく)」とも言います〜新潟市中心街で「湊新潟 お雛様町めぐり」開催中です/4月27日(水)午後7時よりBSNにて、「水曜見ナイト」がスタート(伊勢みずほさんがMC担当)

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みなさんは、3月3日をなんて呼びますか?
多くの人は「ひな祭り」と口にするでしょうね。

勿論、それも正しいのですが、他にもあるのですよ。
「桃の節句」、「重三(ちょうさん・3が重なるから)」それから「上巳の節句(じょうしのせっく)」とも言います。

古代中国では、旧暦3月最初の日を上巳(じょうし)と言いまして、この日に川で穢れ(けがれ)を清め、邪気を払う習慣がありました。
それが日本に伝わって、厄を人形に移して祓う(はらう)習慣となり、更には貴族の女子が人形で遊ぶ習慣・・・今のひな祭りの原型へ変わっていったそうです。
また、岡山や広島等では、3月3日にひな壇に飾った紙製の人形を川に流す「流し雛」が行われます。

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男性が女性を見て美しいと思うのは、「透明感」を感じた瞬間です。
汚れや穢れを洗い流した透明感。
輝く光がベールとなり、女性をより一層引き立てます。
決して、派手なメイクや衣装ではないのです。
むしろ、シンプルさの中に美を感じます。
古代の中国や日本で、汚れや厄を取り除こうという習慣があったのは、「美しさ=透明感」という考えがあったからではと思うのです。

雛人形を前にすると、女性たちの顔はいつもよりも穏やかな表情になります。
内にあった汚れが、すーっと消えたような、落ち着きのある笑顔になのです。
そんな女性たちが集まって話す会話というのは、何かクラシックの音楽にも似た優雅さがあります。
雛人形には、不思議な力が備わっているのかもしれません。

ましてや、江戸時代から明治にかけて作られた雛人形となりますと、周りにゆったりとした大海原のような時の流れを漂わせているものです。
最近は各地域で、古くからその町にあるお店や自宅に保管されていた雛人形を期間限定で公開する事が多くなりました。
そんな、昔の雛人形を機会があったら見てもらいたいなあと思います。

私の住む町ですと現在、「湊新潟 お雛様町めぐり」という催し物を行っています。
新潟市中心部の各会場にて、主に江戸中期から明治半ば頃に作られた雛人形を展示しているのです。

その中から一つ、雛人形散策のスタート地点として、ギャラリー「蔵織」をご紹介します。
まずはここを訪ねれば、雛人形をめぐる歴史や、他の場所の展示等についても丁寧に教えてもらえますよ。
今回の記事に掲載されている人形は全て、蔵織で撮影させていただいたものです。

●ギャラリー蔵織(くらおり)
・雛人形の展示期間:2011年2月20日(日)〜3月15日(火) am11:00-pm6:30、水曜定休日
・入場料:無料
・場所:蔵織(公式サイト http://www.craole.jp/ )
・電話:025-211-8080
・住所:新潟県新潟市中央区西堀前通1番町700番地(新潟地方裁判所と道路を挟んで隣)


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※※※


4月27日(水)午後7時より新潟放送(BSN)にて、「水曜見ナイト」という地域情報TV番組がスタートします。
MCは、神ナナでおなじみの伊勢みずほさんが担当します。
新潟にて、地元制作番組を毎週ゴールデンタイムでオンエアするのは初めての試みです。

●報道発表会でした(^^)|伊勢みずほのオフィシャルブログ
http://ameblo.jp/isemizufo/entry-10826613810.html

本日、報道発表会がありました。
その模様をユーストリームで生中継していました。
私もiPhone4から観ましたよ。

下記が、その時の模様です。
再生7分後から会見の模様がはじまりますので、そこまで飛ばしてください。
「水曜見ナイト」関連は再生24分後ぐらいからです。
27分後ぐらいから伊勢みずほさんも登場しますよ。


※iPhone等からは観ることが出来ません。パソコンから観てください。
※画面右上にあるUSTREAMのロゴをクリックすると、BSN公式ユーストのページに飛びます。そこの右側に、埋め込みタグがありますので、それをコピペすれば、ブログ等へ上記のように張り付けができます。

Posted by kanzaki at 2011年03月10日 22:58