2011年05月12日

オードリー・ヘップバーンが晩年まで若々しかった理由(ボランティア活動と扁桃体と抗重力筋)

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※オリンピック種目「ソリの部」1位

雑誌「PRESIDENT」最新号の特集は、「幸せになる練習」です。
非常に興味深く、この先何十年も生きて行く上で大切な事が、たくさん書かれていました。

今回はその中から、「嫉妬しない練習」というタイトルのコラムを要約してご紹介します。
書かれたのは、心理学者・臨床心理士の植木理恵さんです。


●嫉妬の解決方法:

・嫉妬の感情が強くなると、相手の経歴、配偶者など、あれもこれもと比較の対象を広げてしまいます。
「本当は、相手の何が気に入らないのか」と、嫉妬の対象を一つに絞り込んで言語化しましょう。
無理にでも一つに絞ることで、解決の道筋は見え易くなるのです。
もし、本当の原因は「友人の家庭の円満さ」にあったと分かれば、それに負けないくらい、自分の家庭が円満になる方法を考えれば良いのです。

・嫉妬は、その原因を根本的に解決したり、心の中から追い出すのではなく、自己の成長という生産性のあることに使えるようになれば、それが最良のゴールでしょう。

・嫉妬は、相手への羨望と否定が入り交じった感情です。
恋愛で「ただひたすら好き」よりも「憎たらしいけれど愛している」という気持ちのほうがはるかに強く長く持続します。
嫉妬の中に、相反する二つの感情があるゆえに非常に強く、なかなか心から離れてくれません。
だから、嫉妬を成長というポジティブな力に転換していく練習をするのが、最も現実的な解決策になるのです。

・心療内科を訪れる患者さんが抱える問題は、根本的には解決できないものばかりです。
植木さん達お医者さんが行う治療とは、患者さんが抱える問題を忘れることができるようにしたり、どうでもいいと思えるようにすることです。

●オードリー・ヘップバーンが晩年まで若々しかった理由は?:

・いつも他人の存在をポジティブにとらえる習慣のある人は、感情を司る扁桃体という神経細胞の老化が遅くなることが分かっています。
扁桃体は抗重力筋という、重力に抗(あらが)う筋肉の発達と相関があり、老化の遅さは見た目にも表れます。

・嫉妬のあまり、他人の粗探しばかりしてしまう人は、天然のアンチエイジング効果をみすみす放棄する、損な行為なのです。

・オードリー・ヘップバーンは、積極的にボランティア活動を行っていました。
彼女は晩年まで背筋が伸びて、口角がキュッと上がった若々しい姿をしていました。
いつも「誰かのために、世の中のために私は何ができるのだろう」と考えるのが習慣になっていたので、扁桃体と抗重力筋の老化が遅かったのかもしれません。

ボランティアに従事している人の方が、精神疾患の罹患率(発生率)が低いという調査報告があります。
人のためになることをして感謝されると気分が良くなり、「自己肯定感」が高まります。
それが精神的な安定に繋がるのです。

他人を非難することばかり考えている人は落ち込みやすく、自傷に走る傾向があります。
他人をおとしめようとする人は、心の底では自分自身が尊敬できず、回りまわって結局は自分を傷つけているのです。


以上


※※※


ボランティア活動をしている人は、表情が穏やかで若々しい事は、私の周りにいる人達を見て、とてもよく納得できます。

あれこれ非難の対象にされやすい政治家の皆さんも、年齢より若く見える人が多いです。
これも「国民のため」と奔走しているからではないかと思います。

ボランティア活動は、金銭の損得勘定とは別の感情が原動力です。
「誰かのために何かをしたい」という考え。
素晴らしいですよね。

動物愛護、新潟の商店街活性化、震災復興等・・・ああ、だからあの人はいつまでも若々しいのかと納得。

Posted by kanzaki at 2011年05月12日 22:21