2011年06月14日

どこのコンビニへ行っても、パナップが売っていない件〜ソースが縦型から横型になって再ブレイク

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第10回にいがた総おどりは9月17日から三日間開催の予定です。写真は去年の模様。

私はここ一ヶ月、アイスと言いますと「パナップ」ばかり食べています。

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●パナップ | グリコアイス公式サイト
http://www.glico.co.jp/ice/ice/panapp.htm

・パナップ | グリコアイススペシャルサイト
http://www.glico.co.jp/ice/panapp/index.htm

・吉高由里子さん出演 パナップTV-CM | グリコアイス
http://www.glico.co.jp/ice/panapp/cm.htm

・パナップ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%97

パナップ(panapp)は、1978年以降江崎グリコから発売されているカップタイプのアイスクリーム。バニラアイスクリームの中にフルーツ味などのソースが充填されている。
2010年3月のリニューアルにより、ソースがホワイトチョコレートと重ねた層状に充填されるようになった。これによりチョコレートのパリパリとした食感がするようになった。このリニューアル前は、ソースが顔型に充填されたものが「スマイルパナップ」として人気を集めたが、その様なものは見られなくなった。パナップマルチパック、ミニセレといった、旧型のパナップのスモールサイズは限られた種類が現在も生産されている。

公式サイトには掲載されていないようですが、特に「抹茶黒みつ味」が好きです。
風呂上り、家の前のコンビニへ行きパナップを買っています。
このコンビニは、私の冷蔵庫代わり。
帰宅した後、熱いドリップコーヒーと一緒にいただくのが至福の時だったりします。
普段、私はお酒を全く飲まないので、これがくつろぎの時間です。

しかし悲劇が起きました。
この一週間ほど、市内のどこへ行ってもパナップが見当たらないのです。
どうしたパナップ!
誰かが買い占めしているのか!?

節電は我慢できても、パナップ断ちは我慢できません。
早く、出まわって欲しいものです。

先日放送された「がっちりマンデー!!」は、「再ブレイクビジネス」の特集でした。
一度はブームが去った商品が、あることをきっかけに再び売れ行きが上がったものを紹介していました。

その中で、グリコのパナップも取り上げられていました。
えっ? 今、パナップって流行っていたんですね。
単純に美味しかったから食べていたので、これには驚きました。

パナップは1978年に発売。
グリコの看板商品であるパナップについて、担当・遠藤孝裕さんが番組内で解説をしていました。

パナップは、縦長の容器にアイスとフルーツジャムが入ったもの。
昔、大ブームでしたよね。
ところがここ最近は、ずるずると売り上げが下がりっぱなしでした。

そんな窮地に、担当の遠藤さんは一発逆転のアイディアを思いつきました。
そのヒントになったのは、「ミルフィーユ」です。
ミルフィーユは、何層もパイが積まれたものですよね。
何気なくデパ地下を歩いていた時、ふと目に留まったそのミルフィーユの形状にひらめいたのです。

遠藤さんは、パナップにとって当たり前な事を変えてみました。
それは、縦に入っていたソースを横にしたのです。

ミルフィーユを見て思いついたリニューアル。
縦型に比べてスプーンを差すたび、必ずソースに当たるのがメリットでもあります。

でも、当時の社内では、パナップといえば縦型ソースという事で猛反対の嵐。
そこで何度も試食会を行い、お客様にリサーチを実施しました。
「ソースとアイスの組み合わせがしっかり楽しめるところが、パナップにとっての価値だね」と言ってもらえたそうです。
会社内よりお客様の方が、既存の概念にとらわれること無く評価してくれたのです。

本当に大事なのは縦型ソースではなく、ソースとアイスが上手く混ざる事という意見が大多数でした。
遠藤さんは、30年間ずっと縦だったソースを横にして大勝負。
結果は、なんと前年比2倍の売り上げになったのです。

私も、この新型に賛成です。
ソースだけではなく、チョコも層状になっており、パリパリとした食感を楽しめるのも好きです。
容器も、コンビニ等で売っている「チルドカップコーヒー」に似ていて、それも人気の要因ではないでしょうか。

そんな訳で、ますます食べたくなったパナップ。
理由はよく分かりませんが、この品薄状態を早く解消して欲しいものです。

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(今日のつぶやき)

今日、BSN(株式会社新潟放送。新潟のTBS系列のテレビ&ラジオ局)から株主総会の招集通知が届きました。
やはり冒頭には、東日本大震災にて被災された皆さんへのお見舞いの言葉がありました。

放送業界をとりまく環境は、とても大変です。
しかし、そんな中でも内容強化に取り組んでいます。

ラジオに関しては、平日午前7時から午後6時までの大半の時間、自社制作の生ワイド番組をオンエア。
どれも人気番組なんです。
例えば、午後にお送りしている「ゴゴラク」は、連日リスナーから100通を越えるメールが届くとか。
リスナーとパーソナリティーのキャッチボールがラジオの良さでありますが、BSNの番組はそういった良さを守り続けています。
他県はどうなんでしょうかね。
ここまで、自社制作にこだわっているAMラジオ放送局ってないかもしれません。

テレビでは、月一回のレギュラー生放送番組「THE新潟スペシャル」がスタート。
神ナナでお馴染み、フリーアナウンサー伊勢みずほさんがメインで担当していた番組です。
町おこしや、そのためのB級グルメなど、地域の活性化のために頑張っている人や食を中心に展開。
高視聴率を獲得しました。
今年7月からの地デジ完全移行に伴い、視聴者がデジタル放送のメリットを実感できる番組提供が必要になりました。
その一環として、「THE新潟スペシャル」がパワーアップ。
新潟で初めてとなる新潟発のゴールデンタイムレギュラー番組「BSN水曜見ナイト」がスタート。
グルメから町おこしまで「新潟の元気」を伝えていきます。

今回、特に「その他の部門」である各種公演事業の増収が顕著でした。
前期比82.7%増ですからね。
主なものは、プロ野球公式戦(新潟では21年ぶり)、仏像展、クラシックコンサート等です。
イベントプロデュースは、今後注目すべき側面だと思います。

県内では唯一、民放でラジオとテレビの両方を取り扱っている放送局です。
しかも、筆頭株主が新潟日報という地元の新聞社。
ラジオ、テレビ、活字というマルチな視線で、我々に情報提供してくれます。

番組制作されているのを間近で見て、穏やかな表情の中にも、しっかりと「志」を持っている素晴らしい方達だと思いました。
今後も一視聴者として、番組を楽しみたいと思っています。

明日の「水曜見ナイト」は、『新緑満喫!SLばんえつ物語号で行く「絆」の旅』と題して、お隣の被災地・福島を応援する内容です。
お楽しみに!!

Posted by kanzaki at 2011年06月14日 23:03