2011年10月15日

「お世話になっております」と「お世話さまでございます」はどっちが良いのか?

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「水と土の芸術際2012」のプレイベント作品。iPhone4で撮影。

挨拶って難しいですよね。
正しい使い方って、分かっているようで分かっていません。

そんな挨拶の用法などについて、「NIKKEIプラス1」に書かれていました。

「お世話になっております」

「お世話さまでございます」

どちらが相手を立てた挨拶でしょうか?
答えは「お世話になっております」です。

それでは、相手から「お世話になっております」と言われたら、何と返事をすれば良いでしょうか?

答えは、「こちらこそ、お世話になっております」です。
同じように「お世話になっております」では、相手に応えたことにならないそうです。

「ありがとうございます」

良い言葉ですよねえ。
この言葉をうまく音声表現できない人が多いそうです。
私もそうかもしれません。

心のこもった表現が出来ないと、口先だけで言っていると悪印象になりかねません。

上手に表現できない人には、その人が言った「ありがとう」を録音して、本人に聞かせてみるのが良いそうです。
その上で、上手な人の口まねをさせます。

企業によっては、発声練習として五十音を言ったり、口の体操をさせています。

これも勿論、効果的なのですが、それ以上に「大きな声」を出しましょう。
最近は、小さな声しか出せない人が多いそうなので、大きな声で発声練習するのが良いそうです。

なぜ、このような発声練習をするのか?

それは、「電話は音声表現の世界」だからです。
クレーム対応の電話が大火事になるのは、最初の第一声と謝りの言葉に問題があることが多いのです。

その為にも、心から「申し訳ない」「ありがとう」といった表現を心から言えるよう、普段から練習が必要なのです。

※※※

私は電話応対の際、自信が無いと、声が小さくなります。
そうすると、相手の不快感が増すのが、電話越しに伝わってきます。

たまに開き直り、大きな声で自分の意見を言う事があります。
そういう時、不思議とスラスラ話せますし、相手にも理解してもらえやすいように思います。
喋っている途中から、じょじょに自信が付いてくるのですよね。

私は文章を書くのは好きですが、大勢の前で話す時や、とっさに質問をされると、しどろもどろになってしまいます。
文章だと、書いた後で修正加筆ができるけれど、話すのは一発勝負。
自分でも情けないぐらいに話せません。

話すのが苦手なので、せめて感情表現だけは意識しているつもりですが、果たして伝わっているのかどうか・・・。

難しい事は伝えられないので、「ありがとうございました」「申し訳ございませんでした」という大切な言葉ぐらいは、感情を込めて相手に伝えようと思います。

Posted by kanzaki at 2011年10月15日 21:01