今回は、同じコンセプト、同じ名前のマスコットキャラクターが二つ存在するというお話しです。
【ミンジーとは?】
エコペンギン「ミンジー」というキャラクターがいます。
「東京都国分寺市民生児童委員協議会」の公式マスコットキャラクターです。
その協議会で民生児童委員をされている画家の先生が、無償でデザインしました。
民生児童委員は、児童虐待防止など地域の子供たちの支援を行っています。
そういった活動を知ってもらうパンフレットと一緒に、このマスコットキャラクターを配布しています。
民生児童委員が小学校や保育園を訪問した際にプレゼントしているので、見た事がある人もいるかもしれませんね。
発案者の先生を通じ、アメリカをはじめとする6か国の教育機関や児童施設にも渡っています。
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【ミンジーは、エコでハンドメイド】
このマスコットキャラクターは、みんな手作りです。
作り方も簡単なので、みんなで一緒に作ることで連帯感を持つ意味合いもあります。
体は、柔らかい緩衝材で出来ています(運送屋が使用しているもの)。
手足などは、古い葉書を切ったものです。
リサイクルですから、費用も殆ど掛かりません。
首に巻いてあるリボンの色がオレンジ色です。
これは、全国で行われている児童虐待防止キャンペーンのシンボルカラーです。
同じ作り方でも、作る人によって姿かたちが変化して、個性が出てくるのも面白いところです。
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【もうひとつのミンジー】
ボランティア精神で生み出されたミンジーくん。
「東京都国分寺市民生児童委員協議会」にて、昨年2010年から活躍しています。
そんなミンジーくんと同じ名前のキャラクターがいます。
●東京都民生児童委員連合会
http://www.tominjiren.com/
「東京都民生児童委員連合会」の公式キャラクター「ミンジー」です。
上記のサイトによりますと、公募の結果、今年11月に名前が決まったそうです。
既に商標登録されているそうです。
同じ活動内容で、モチーフも同じペンギン。
更に、名前まで同じ。
後発の「東京都国分寺市民生児童委員協議会」は商標登録している。
国分寺のミンジーをデザインした画家の先生は、この事を知人から偶然教えてもらったそうです。
1年前から使っているのに、これでは画家の先生の方が、盗用したようなイメージになってしまいます。
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A.「東京都国分寺市民生児童委員協議会」
B.「東京都民生児童委員連合会」
この二つで、同じ名前のペンギンキャラクターが使用されていることになります。
昨年から使用しているのはA。
Aの画家の先生は、この問題を解決すべく動いています。
1年前から活動しているのですから、少なくともAでの活動に制限が加わるような事がないように、決着がついてもらいたいものですね。
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新潟では、こういう問題を聞いた事がありません。
これは、法律とか云々の前に、モラルの問題ですものね。
誰かを幸せにする活動ならば、尚更のことです。
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